2012.12.13 [■Shinshuスクリーンショット]
Shinshuスクリーンショット 「究極超人あ~る」(2)
~観たい!知りたい!めぐりたい!信州ロケ地調査隊~
「究極超人あ~る」の舞台と三谷幸喜監督作品のロケ地を巡る!(2)
みなさん、こんにちは!楽園信州ナビゲーターのリンダです☆
国道152号線・秋葉街道
今回のShinshuスクリーンショットは、南信地方・伊那市、飯田線が舞台となった「究極超人あ~る」。
前編では作品中に登場した飯田線・田切駅や、伊那市のご当地グルメ「ローメン」をご紹介しました。
★前編はコチラ★
後編では、三谷幸喜監督の話題映画のロケ地となった高遠・秋葉街道や、ゴルフファンなら一度は参りたい!?ちょっと洒落のきいたお寺をご紹介します!
<薄紅色と朱色に輝く高遠城址公園>
「高遠」といえば、真っ先に思い浮かべるのはやはり「桜」ではないでしょうか。
高遠町の高台にある高遠城址公園は、日本さくら名所100選にも選出される「天下第一の桜」と呼ばれる桜の名所として有名。春になると一面が薄紅色に染まります。
しかし、高遠城址公園が美しいのは春だけではありません!
秋になると薄紅色から朱色へと衣を替え、鮮やかな紅葉を見ることができます。
城址公園内には武田信玄の側近・軍師として有名な山本勘助が設計した、「勘助曲輪(かんすけくるわ)」があります。
現在は駐車場となっていますが、当時は駐車場の中央あたりに堀があり、南が勘助曲輪、北が武家屋敷となっていました。
また、高遠城址公園のほど近くに、高遠藩第2代藩主・保科正之公の菩提寺として有名な建福寺があります。保科正之公は、3代将軍・徳川家光の異母兄弟であり、4代将軍・徳川家綱の後見人として国政を助け、江戸に玉川上水を開削したり、明暦の大火からの復興に尽力するなど「名君」と名高い人物。
伊那市では、この保科正之公をテーマにした大河ドラマの放映を要請しているそうです。建福寺がロケ地となる日も近い・・・?かもしれません。
高遠城址公園へ続く通りは「ご城下通り」と呼ばれています。
上段右:高遠藩主・保科正之公の菩提寺、建福寺。
下段右:高遠の古地図を見ながら、今の高遠を散策できるアプリ「高遠ぶらり」。
<歴史と歴史が交差する伊那市・秋葉街道を歩く>
秋葉街道とは、遠州・浜松(静岡県浜松市)にある秋葉神社へ続く街道のこと。
伊那市の秋葉街道は、秋葉神社へ詣でる道だけでなく、遠州方面から諏訪大社や善光寺へ詣でる道としても人々の往来で賑わいました。
また、生活物資などを運ぶ輸送路として重要な街道であり、伊那市は秋葉街道のほかにも権兵衛街道・杖突街道・三州街道などいくつもの街道が交差する要の地です。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
長野県観光部信州ブランド推進室
TEL:026-235-7247
FAX:026-235-7257