2014.02.13 [■就航地情報]
<VOL.248>北海道のたからもの「旭橋(旭川市)」
立春も過ぎ、暦の上では“春”だというのに、まだまだ寒い毎日です。
沖縄では、すでに桜が満開だとか!?
日本列島・・・北から南まで本当に長いですね!!
さて、今回の北海道情報は、市民に親しまれている「橋」の話題です。
市民の愛着と熱意の架け橋「旭橋(旭川市)」
大雪の山々を背景に道北の中心都市・旭川市を流れる石狩川に架かる橋、旭橋。
1892年(明治25年)現在の位置に土橋が架けられたことに始まり、1932年(昭和7)に鋼鉄製のアーチ曲線を描く現在の旭橋が竣工しました。
橋の建設には、当時の最新技術が用いられており、そのひとつが温度変化によって起こる橋の伸縮対策として取り付けられたロッキングカラム。伸縮を吸収する構造物で、当時としては画期的なものでした。他にも、軽量化と強度を確保する鋼材の使用など、当時の先進的技術が取り入れられています。
(大雪山を背景にたたずむ旭橋)
1983年(昭和58年)には、老朽化等の理由で建設当時の姿を失っていた照明灯と飾り塔が、市民の要望がきっかけとなり復元されました。工学的な強度もさることながら、市民の愛着と保存への熱意が旭橋を支えているともいえます。
川のまち・旭川の象徴として市民に親しまれながら歴史を刻んできた旭橋。
近年は、旭橋がモチーフのひとつに取り入れられた、旭川市のシンボルキャラクター「あさっぴー」も生まれています。
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