2017.01.06 [ その他 ]
「在宅療養を支える支援者研修会」を開催しました。
みなさんこんにちは! 寒くなりましたね。 木曽保健福祉事務所 健康づくり支援課のMです。
パーキンソン病、脊髄小脳変性症、ALSなど病気を抱えながら地域で暮らす患者家族の在宅療養を支える関係者を対象に、支援に必要な知識を深め、コミュニケーション支援を学ぶ研修会を木曽合同庁舎で開催しました。
〇「神経難病とケア」講演
はじめに、まつもと医療センター中信松本病院 副院長の大原先生から病気の理解と在宅支援について講演をしていただきました。病気の症状や生活で留意する点について、具体的にわかりやすくお話をしていただきました。
〇「コミュニケーション支援について」事例紹介と機器の体験
続いては、木曽病院の作業療法士さんによる事例紹介です。病気が進むと筋力が衰え上手く動かせることができず、言葉が不明瞭になったり話せなくなることがあります。そこで、残された機能を生かしたコミュニケーション機器を提案し、使い方を指導している作業療法士さんに事例紹介をしていただきました。「コミュニケーションは、『はい』『いいえ』だけでなく、なぜそう思うのかが伝わってこそ成立する。機器を使用することで<生活の質が向上>する。患者と家族、介護者の笑顔のためにコミュニケーションは大切である。」とのお話が印象に残りました。
最後に機器の体験です。長野県難病相談・支援センターの難病相談支援員さんに、機器の使い方を説明していただきました。「センターでは難病相談と機器の無料貸出を行っています。機器貸出は、購入前のお試しや支援者の研修会等でご活用ください。」と案内がありました。
〇「透明文字盤」です。話し手と聞き手が向き合い、文字盤をかざします。お互いの視線と文字が一直線になるよう文字盤動かし、話し手の合図で特定していきます。
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