2014.01.15 [ カテゴリーなし ]
炭焼きの技、学ぶ!
12月7日(土)、8日(日)に、木祖村こだまの森近くの炭窯で、木曽製炭振興協議会主催による
「炭焼き講習会」が開催されました。
参加者は13名で、県外から参加された方もいました。
皆さん、木炭(もくたん)には『白炭(しろずみ)』と『黒炭(くろずみ)』の2種類あるのは
知っていますか?
白炭は硬く、火持ちがよく、代表的なものに備長炭があります。
黒炭は比較的軟らかく、火つきがよいのが特徴です。
今回の講習会は『白炭』の焼き方について、2日間学びました。
講師は、木曽谷で唯一の白炭窯を作った木曽製炭振興協議会長の
田上 望さんです
1日目は、窯に火を付けることから始まりました。
ナラの木がぎっしり詰まった窯に火を付けます。
2日目の朝、前日の夜にふさいだ窯の入口から空気を送り込むと中の炭が真っ赤に燃え出します
これは、炭焼きの仕上げ段階で1300℃以上の高温で焼くことにより、硬い炭を作るための作業です。
そして真っ赤に燃えている炭を窯の外に取り出し、灰と土を混ぜた
「消粉」という灰をかけてすばやく消します。
炭のかき出しには3mもの長い棒を使うのですが、重いので
なかなかうまく使えません。
それでも参加者の皆さんは何回も体験するうちにコツを覚えて、
すべて窯の外に出すことができました
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