2012.05.02 [ カテゴリーなし ]
山火事予防パレードを実施しました!
~ 私たちの大切な緑の財産を、山火事から守りましょう ~
桜前線が日本列島を北上し、木曽路にもいよいよ春爛漫の季節がやってきました。
うららかな春の日差しは心地よいものですが、気温が上昇し空気が乾燥し始めると、気になるのが山火事など火事の心配ですね。
木曽地方事務所では、毎年、まだ肌寒さが残る4月中旬に、町村、木曽郡緑化推進委員会、木曽森林管理署及び木曽広域消防本部のご協力の下、「山火事予防パレード」を実施し、木曽郡内を2日に分け、地域の隅々まで火の取り扱いについての注意を呼びかけています。
自然豊かな木曽地域では、4月になると新たな芽吹きの促進と病虫駆除などの目的で、冬の間に枯れた草を焼く“火入れ”と呼ばれる野焼きが、季節の風物詩にもなっています。空気の乾燥するこの時期は、とりわけ山火事の発生が多く、1年間に発生する山火事の4割が4月に発生しており、たき火やたばこの火の不始末が原因の半数を占めています。
また、山火事は一度発生すると延焼しやすく、気象条件によっては大規模な火災となって、私たちの大切な緑の財産を一瞬にして焼きつくしてしまう場合もあり、甚大な被害は森林の持つ様々な機能の低下や、山崩れなどを招く原因にもなり、私たちの暮らしに大きな影響を与えます。
ゴールデンウイークや週末に、山菜採りや森林散策などで野山へお出かけになる皆さんは、火の取り扱いに十分ご注意いただきながら、木曽谷の豊かな自然を満喫していただきたいと思います。山里でツキノワグマと遭遇しないよう、鈴や携帯ラジオの持参もお忘れなく・・・
「 忘れない 山への感謝と 火の始末 」
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