今年も早いもので師走となってしまいました・・・。

こんにちは！地域振興局総務管理課のKです。交通安全を担当していますので、今回はそんな話題をお届けします。

長野県では12月１日（日）から12月31日（火）まで年末の交通安全運動を実施中です‼

この時期は、日没時間の早まりと特有の気ぜわしさから、夕暮れ時の歩行中・横断中の事故、交差点における事故が多くなります。

運転者の皆さんは特に、夕暮れ時の運転には十分気をつけて早めのライト点灯をお願いします。ライトを早めにつけることは歩行者や他の車にこちらの存在を知ってもらう意味合いも大きいので、夕暮れ前以外でも早朝や視界が少しでも悪いかなと思ったら積極的にライトオンをお願いします。

また、木曽路を縦断している国道19号では、特に追突事故が多発しています。信号が少ないので気持ち良く走れて、いろいろな観光スポットも多い道ですが、スピードの出し過ぎやわき見運転などにはくれぐれもご注意ください。

ではここで、交通安全運動推進木曽地方部が今年実施した主な行事を、季別の運動ごとに振り返りながら簡単に紹介させていただきます。

春の全国交通安全運動(５月11日から５月20日)

５月13日　出陣式（道の駅　木曽福島）

交通安全運動で年度初のイベントです。木曽署米山交通課長から出陣の報告を行い、ここから木曽路を南北に分かれ啓発活動を行いました。

5月19日　交通指導所（岐阜県中津川市山口　道の駅賤母(しずも)）

春と秋はお隣の岐阜県中津川市の皆さんと合同で啓発活動を行いました。中津川からは坂下高校、木曽からは蘇南高校の生徒さんが参加してくれました。

夏の交通安全やまびこ運動（７月22日から7月31日）

7月24日　交通指導所（道の駅大桑前）

熱い中でしたが皆さんに頑張って啓発活動をしていただきました。

秋の全国交通安全運動（９月21日から９月30日まで）

9月22日　高齢者交通安全大会（王滝村小・中学校体育館）

木曽独自のイベントとして毎年町村持ち回りで行っています。

木曽警察署員による交通安全をテーマとした寸劇や、毎年恒例の長野県警察音楽隊による美しい演奏、カラーガード隊による迫力あるフラッグドリルなど、皆さんが楽しみながら交通安全について学べる機会になったと思います。

皆さんの啓発活動のお陰もありまして、木曽地域では平成30年９月23日を最後に死亡事故ゼロを更新中です。

しかしながら全国各地で悲惨な交通事故が後を絶たないことも事実です。

このような悲惨な交通事故が１件でもなくなるよう、今後も皆さんに協力いただき啓発活動を行っていきたいと思います。

また、私たちも交通事故の被害者・加害者本人やその家族になる可能性があります。１人１人がハンドルを握る際にはそのことを頭に想いながら、そして、思いやりの気持ちを持ちながら運転できたらと思います。

さらに、令和元年12月１日から道路交通法の改正により、携帯電話などによる「ながら運転」の罰則が強化され、違反数や罰則金額が大幅に引き上げられました。ついカーナビやスマホの情報を見たくなりがちですが、ぐっと我慢して、道の駅などに停車してからの操作をお願いします。（詳細は下のホームページを参考にして下さい。）

http://www.jtsa.or.jp/new/koutsuhou-kaisei.html