９月１９日（木）に行われた与川の秋月観月会に参加してきました。

木曽八景の一つに「与川の秋月」があります。
与川は南木曽町の与川地区を差します。大きくみごとな名月を眺めることができるとあって、毎年仲秋の名月にはこの観月会が開催されています。

会場は、周囲から一段高いところにあり、月を眺めるにはうってつけの場所です。月の出を待つ参加者には、地酒の杣酒の振舞いなども行われました。
「月より団子」（？）ではないですが、こうして皆でおいしいものを食べ、語り合うのも月見の醍醐味だと言えます。

そうこうするうち、次第に日も暮れ…
だんだんと、東の空が輝き始めます。
そして……ついに出ました！

噂どおりの大きく、見事な満月。
語彙が乏しく感動を伝えきれませんが、山並みの風景とあいまって、とにかく大きい、そして明るいという印象を受けました。

毎年参加されているという地元の方に伺った話では、天候にも恵まれ、７年ぶりの名月で、特に素晴らしかったとのこと。アットホームなほろ酔い気分のお祭りの雰囲気も含め、参加してよかったと思える催しでした。

　会場：南木曽町与川古典庵跡