2017.08.30 [ 自然・名水・秘境 ]
中央アルプスのお花畑~「木曽駒ヶ岳」の夏
みなさん、こんにちは~! 会計センターのサイクリストKです。
信州は夏山シーズン真っ盛り、なかなかカラッと晴れないお天気ですが、山の上はすっかり夏模様ですよ~!!
夏山は「高山植物」がたくさん咲いていて、お花畑を楽しめるシーズンです。夏色の景色を眺めに木曽山脈の主峰、中央アルプス「木曽駒ヶ岳」に登ってきました。
木曽駒ヶ岳への登山道は福島A、B、上松A、Bと木曽側からは4コースあります。その中で距離の短い、木曽駒高原スキー場跡の「コガラ登山口」(福島B)から登りました。
早朝は快晴、登山口から林道をしばらく歩き、沢を渡ったら厳しい急坂の始まり、7合目の避難小屋までは、我慢の登山が続きます。4合目半にある水汲み場では、冷たい湧き水を飲むことが出来ますよ。また、避難小屋にあるトイレは綺麗です!
7合目を過ぎると、8合目過ぎまでは緩やかな登り坂になりますが、大きな岩が幾重にも積み重なった岩場が2ヵ所、崩壊地数ヵ所には板橋が架けてあり、変化に富んでいて、ちょっと緊張感もあるコースとなっています。
9合目直下のカールに出ました。森林限界を超えると、一気に視界が開けてうれしくなります! 実は、6合目あたりからガスが出ちゃって周囲が真っ白になったので、青空が見えてホッとしました。
山の反対側の千畳敷カールほどの規模はありませんが、ここも一面のお花畑です。種類豊富な高山植物が咲き誇っていました。
9合目の「玉の窪」まではハイマツの間の急峻なガレ場を登るのですが、青空と白い雲、山の緑が美しくて、疲れを忘れて歩くことが出来ます!(笑)
9合目の「玉の窪山荘」に到着。麓からガスが湧き上がってきて、お天気の様子が常に変化しています。山頂に到着するまで、青空が出ていればうれしいのですが・・・。
頂上に向けて最後の上り坂、振り返ってみると「木曽前岳」の向こう、上松町方面には一面の雲海が広がっていました。絶景ですが、ガスがどんどんと上がってきています。
山頂近くの「木曽頂上小屋」のあたりで、とうとうガスに包まれてしまいました!山頂まであとわずかというところだったので、ちょっと残念です。
「木曽駒ヶ岳」山頂@2956mに到着です。目の前の「中岳」もガスに覆われはじめました。楽しみにしていた「宝剣岳」の姿も見えず・・・でもまあ、これが山の天気なのです!山頂は、駒ヶ岳ロープウェイで登ってきたお客さんで賑やかでした。駒ヶ根側の「千畳敷カール」のお花畑も見頃のようです♪
今回は、山頂からの雄大な眺めはお預けとなりましたが、そのかわりに、たくさんの高山植物を見ることが出来たので、ちょっと紹介です。
厳しい気象条件の中でも、美しい花を咲かせる高山植物です。ツリガネニンジン、イワカガミ、クルマユリ、ゴゼンタチバナ、モミジカラマツ等々。~お花の名前は、ちょっと自信がないです・・・。(笑)~
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