木曽保健所のMです

街ではクリスマスツリーを見かける時期になりましたね！
木曽合庁ロビーにも、12月1日の「世界エイズデー」の啓発週間が11月25日から始まるのに合わせ、レッドリボンツリーが登場しました！

このツリーは皆さんに飾り付けをしてもらおうと思っています！ツリーの傍らに赤い画用紙で作ったリボンとサインペンをご用意しています。ぜひメッセージを書いてツリーに飾ってくださいね。

今年のテーマは「あなたが変わればエイズのイメージが変わる。UPDATE HIV！」です。
「HIV」や「エイズ」と聞いてみなさんが思い浮かべるイメージはどんなものでしょうか？「治療法がない、不治の病」や「死に至る恐ろしい病気」という印象をお持ちの方も多いのではないかと思います。
こういったイメージは、1980年代に「HIV/エイズ」が世界中で社会問題化したときについたイメージで、医学と治療法が進歩した2023年現在においても、残念なことに「アップデート（更新）」されないままになってしまっているのです。
HIVやエイズを扱う映画なども80年代～90年代はじめ頃の状況を描いているものが多いため、創作物を通してHIVやエイズを知った場合は、古い情報や知識、また、その病気の悲劇的側面のみが強烈な印象として残ってしまっている可能性があります。

たとえば、ＨＩＶ陽性者は感染の早期把握、治療の早期開始・継続によりエイズの発症を防ぐことができ、ＨＩＶに感染していない人と同等の生活を長期間に渡って送ることも可能になっていることをご存じでしょうか？（参考：エイズ予防情報 ネットAPI-Net「世界エイズデー」（12月1日）啓発キャンペーン）
「自分には関係がない」と思わずに、この機会に自分の知識を「UPDATE」してみましょう。

エイズ/HIVに関する基礎知識は、エイズ予防情報ネット「エイズQ＆A」
動画で学びたい方は、公益財団法人エイズ予防財団のYoutubeチャンネル
がおすすめです。

保健所では、HIVの検査・相談のほか、梅毒やクラミジア等の性病についての検査・相談も受け付けています。
無料・匿名でできますので、少しでも不安がある方、この機会に受けてみようと考える方は
0264-24-2220までお気軽にお電話くださいね。