い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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アキアカネと蕎麦の花に 【井月さんのこころ80】

 さて、上伊那は、蕎麦の花が盛りを過ぎつつありますが、中川村や箕輪町では、赤そばの花まつりが行われています。木曽開田高原の今年のそば祭りは残念ながら中止とのことです。

 写真:蕎麦畑と越百山(飯島町)

蕎麦畑01

  井月さんは、このように詠んでいます。

  迷ひ入る山に家あり蕎麦の花  井月

 この句の評釈について、井上井月研究者である竹入弘元氏の「井月の魅力 その俳句鑑賞」(ほおずき書籍)から引用させていただくと・・・、

 不案内の地を当てもなく歩いて、どこに行き当たるか。おや、こんなところに意外な平地があり、人家がぽつんと一軒。近くの畑に白い蕎麦の花が一面に咲いて歓迎してくれる。「蕎麦はまだ花でもてなす山路かな 芭蕉」は、似た句だ。「夜は闇と成て明るしそばの花 井月」いまでも街灯のない山村へ行くと、夜の闇とはこんなに暗いものかと驚く。蕎麦の花だけが明るい。

  (蕎麦の花・秋)

  この句の竹入弘元先生の評釈にでてきた「街灯」で思い出しました。

 4月からの消費税引上げと5月からの電気料金引上げを受けて、中部電力と交渉して、街灯(防犯灯)のLED化等に伴う契約変更を順次進めることとした休戸耕地です。

 5月29日以降、26口径蛍光電球街灯の契約を40Wから20Wに変更:17か所

 8月26日以降、40W契約の蛍光管街灯を10WLED街灯に付替え:2か所

などにより、最近の街路灯に係る電気料金の推移は次のとおりです。

 4月分7,729円、5月分8,363円、6月分8,085円、7月分6,231円、8月分6,203円、9月分6,021円   (9月分/5月分=72%)

 LED化済みはまだ3か所ですが、8月契約変更分2か所は日割り計算なので、まだもう少し下がりますし、残る蛍光管街灯40W契約(6か所)電球型街灯20W契約(20か所)についても玉切れ次第、順次防水LED10W未満へ契約変更してまいります。

 なお、直近9月分の1灯当たりの電気料金単価は、10W137円、20W186円、40W289円となっています。

 

 さて、我が家の玄関先にもかつてはが毎年巣をかけて子育てをしていましたが、百舌鳥(もず)が近くで営巣するようになると、は少し離れたところへ移動して営巣するようになりました。

 南へ移動中のを追いかけるように訪ねた京都旅行の続きです。

 夜行バスで早朝に着いた初日は、嵯峨野で二尊院や落柿舎などを歩き、トロッコ列車で亀岡へ、保津川渓谷の川下りを楽しんだ後、広隆寺へ。

 自由に梵鐘を撞かせていただける寺院は、京都でも少なくなりました。

 二尊院にて「発遣の釈迦、来迎の弥陀」を拝みて鐘を撞けり

  秋日和二尊に謁(まみ)え鐘を撞く  青巒

 舟の前に後ろに愛宕山を眺めながら保津川を下り

  竿させば秋鵜飛出す愛宕山(あたごやま) 青巒

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