みなさんこんにちは!
上伊那地域の「地域発 元気づくり支援金」活用事業をご紹介する「地域の元気創造中!」。
今回は、去る9月15日(月)に駒ヶ根市の宮ノ前いきいき交流センターにて開催された
「東海・中部古道サミット」についてご紹介します。
このイベントは、地域の古道や歴史を学習し観光資源として見つめ直そうという目的のもと、
「古道を訪ね、古道で繋がろう プロジェクト」の一環として、「まほろばの里研究会」さんが
開催したものです。
サミットのメインであるパネルディスカッションは、古街道研究家の宮田太郎さんをコーディネーター
に、各専門家や地元の市民代表者らをパネラーとして「甦れ、文化歴史の出会いの里」をテーマに
行われました。
【パネルディスカッションの様子】
【コーディネーターの宮田太郎氏】
ディスカッションの中で、古東山道が会場近くを通過していたことやその意味、また、多くの魅力や
謎が知られていないことに対して、伝えていくことが大切なのだとの討論がされました。
また、市民代表者から「歴史は理解しにくいという観念もあるが、一般者に広く伝える方法は無いか?」
との意見が出され、パネラーからは、「一人では出来なくても仲間が繋がれば大きな活動になる。今回
の取組ですでに広範囲の人々の繋がりが生まれている」とのアドバイスがありました。
ディスカッションの最後にはまとめとして、「地域とその歴史、人と人を古道で結びつける手法として、
【歴史フットパス】で上伊那らしさときらめきを盛り上げ、広域観光へつなげよう」との提言がされました。
また、パネルディスカッションの後は、演武大会と癒しのコンサートが行われました。
演武大会では剣道や空手などの武道家が、日頃の鍛錬の成果を披露していました。
癒しのコンサートでは、ピアノの原型とも言われる「ハンマーダルシマー」の演奏がされ、参加者は
めずらしい楽器の音色に包まれながら歴史ロマンに想いを馳せていました。
【ハンマーダルシマーの奏者MiMiさん】
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