林務課です。
林業雑誌『森林組合』に掲載する記事を書くため、伊那市長谷へ取材にやって来ました。
この業界紙の「輝く!山村の女性たち」のコーナーでは、全国の女性林業技術者でつくる「レディースネットワーク21」が持ち回りで、各地の林業界で活躍する女性を紹介しています。
4月号は長野県の受け持ちということで、森林組合の女性職員の方にインタビューをお願いしました。以前、ブログでご紹介した「トレイルカッター」を主宰する旦那様と、ご夫婦そろって、森に関わるお仕事をされています。
せっかくだから、伊那の山がよく見渡せる素敵なお店で取材したいね~ということで、ご紹介いただいたのが「木楽茶屋」さん。隠れ家的な、山の中にあるカフェです。
大きな窓から雄大な山々が見渡せて、カラマツとアカマツの森を全国の林業関係者に向けてアピールするのにも、絶好のロケーション。木や森を眺めて楽しむカフェ(茶屋)とは、まさにお店の名前のとおりです。
ランチをいただきながらの取材。この日のランチメニューは、関西風の「おかんのうどん」「ミネストローネ&バターライス」「オムライス」の3種類。サラダにデザート、食後のコーヒーもついています。
お母さんの手料理みたいに愛情のこもった、優しいお味です。
メニューには、手作りワッフルも。いろんな種類がありますね。
窓からの絶景に、自然と、森や山の話が弾みます。
実は、彼女とは、仕事で4年のお付き合いになるのに、森についてどんな風に考えているのか、森で働く旦那様をどう思っているのかなど、立ち入ったお話をするのは初めて。今回、そんな胸の内をお聞きすることができました。
ひととおりインタビューを終えると、お店のオーナーさんとカフェ談義。
こちらのカフェ、4月下旬になると満開の桜が窓一面に映し出されて、さながら一枚の大きな屏風絵のようになるそう。その最高の瞬間を切り取ろうと、写真家の方がこのカフェに集まるとのことで、お店の中には写真がたくさん飾ってあります。
この日はあいにくの雨でしたが、オーナーさんが手にされている写真には、朝日に染まる戸倉山(別名、伊那富士)と、谷を埋める朝もやの幻想的な景色が。時間とともに朝もやが流れて、刻々と変化する風景が楽しめるとのこと。
電線のような人工物が全くない自然に溢れた写真が撮れるため、人気の撮影スポットなのだそうです。
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