駐車スペース（空き地とも）に車をとめ、水を汲みにいきました。

水が採れる場所の写真です。

碑が立っていて、そこには伝説と名前が、しっかりと書かれています。

（左側：不死清水（しんずらしみず））
（右側：長者の命を救った伝説の名水）

　事前に用意した自前のプラカップで採水したところです。

　上司が横で「そんなものまで用意していたのか」という顔をしていました。用意がいいところもさりげなくアピールです。
　水は透明で冷たく、流れる水の音は癒しを与え、暑い日の疲れも吹き飛んだ気がしました。

　上伊那に湧き出る清水。いつまでも、守り続けたい貴重な資源です。

　「不死清水」、いかがでしたでしょうか。明治時代に書かれた報告には、その味についてこんな内容のことが書かれています。「其の味、極めて甘く、其の冷たさ、舌を穿つ（！）」
　ここ上伊那には、美味しい水を汲むことが出来る場所が多く存在し、こちらやこちらと比べると、ややもするとマイナーな立場になってしまうこの不死清水。隠れた名所として第１回に取り上げさせて頂きました。

　これからも、上伊那の魅力を余力がある限り記事にしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

※上伊那には、親しまれている湧き水が各地に存在していますが、生水のご利用には注意を要する場合があります。
※なお、昔話は、集めた資料を元に私が再構築したものです。

参考資料：南箕輪村観光情報Web絵本　不死清水
　　　　　　　長野県薬剤師会-名水37選　不死清水