2014.12.01 [ 地域振興局 ]
鳥インフルエンザの発生に備えて~家畜伝染病防疫演習を行いました~
袖からのウイルスの侵入を防ぐためにガムテープを巻いたり
ウイルスの侵入を強力に防ぐマスクをつけたり…
装着後はこのような感じとなります。
着た人はみな口をそろえて「暑い!」と言っていました。
また服を二重に着ているため、とても動きにくいようです。
防護服での作業がとても大変であることを身をもって体感しました。
次は鶏の採血、ウイルスの簡易検査、殺処分の実習です。
まずカゴの中にいる鶏を取り出します。
お恥ずかしながら、私は生まれて初めて鶏を持ったのですが…
意外と重い、そして熱い!(あとで調べてみると、鶏の平均体温は42度だそうです。思わぬ発見がありました。)
ただ持つだけなのですが、簡単そうに見えてこれが結構難しいのです。
鶏が暴れたりもしますが、教えていただいたやり方で持つとおとなしくなりました。
採血、簡易検査は獣医師さんが行います。
さすが動物のベテラン、難しそうな作業も淡々とこなしておりました。
最後は車両消毒です。
これはウイルスが付着した車からウイルスが拡散するのを防止するために行います。
発泡補助剤を含んだ消毒薬を吹き付け、車を消毒します。
発泡させることにより、消毒薬が車に長く付着し、ウイルスをより効果的に死滅させるそうです。
とてもよく考えられた消毒システムだと思います。
発泡消毒による車両消毒は県下初だそうですよ!
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