2012.08.07 [ 地域振興局 ]
アレチウリの駆除活動
環境課のSです。
今回はアレチウリ駆除活動のご紹介です。
7月26日(木)に伊那市の東春近の大沢川で、伊那合同庁舎職員によるアレチウリ駆除活動を行いました。
アレチウリって聞いたことはあるけどどんなもの?
という方もいらっしゃると思いますが、
アレチウリは、従来、日本に生息していなかった北米原産の外来生物で、猛烈な成長力で樹木を始め他の植物を覆い尽くし、生態系に大きな影響を与える植物なのです。
国内に広がり、平成18年には「特定外来生物」として指定されています。
駆除には、大勢で力を合わせることが必要なので、県下各地で多くの団体が活動に取り組んでいます。県の職員としても、実態を知って、それをそれぞれの職場や地域で活かしていこうということで、実地研修を兼ねて駆除活動を行いました。
当日は、アレチウリの特徴について、よく似た在来種のクズとの見分け方にはコツがあることや、成長力があるので根っこから引き抜くのがよいこと、種をつける9月の後半までに駆除をすると効果的なことなどの説明により、まず相手を知ることからスタートしました。
《見分け方のコツ》
○アレチウリ 白い産毛、五角形の単独の葉、○クズ 茶褐色の産毛、3枚一組の葉
実際に河川敷に入って駆除活動を行うと、区間は約100メートルで、見た目ではそれほどアレチウリは多くないようでも、参加者20人で丸1時間かかるほど生えていました。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
上伊那地域振興局 総務管理課
TEL:0265-76-6800
FAX:0265-76-6804