2012.11.24 [ 地域振興局 ]
郷土の水(用水路)を学ぼう ~春富幹線用水路~
こちらは新山川取水工。現在の水の流れは、三峰川から引いてきた水が一旦新山川に落ち、この取水工から用水路に水を流しています。
「ここではゴム風船で川を堰き止めて水を取っているんだぞー」
「ここが江戸時代に最初に作られた水路の跡だよ。この辺りは鞠ヶ花(まりがはな)といって、崖崩れが起きたりして一番苦労した場所なんだ。」
近くには、三峰川の対岸に水を流すための水路橋もあります。
「みんなで水路の上を歩いてみようー。この水路橋は虹橋と言うんだ。」
最後に、用水路の出発点となる三峰川から水を取っている地点にやってきました。
「ここは高遠ダムだよー。ここから皆の家の近くまで水が流れていくんだ」
伊那市春富土地改良区の理事長さんです。
今回は毎日あたりまえのように水が流れてくる水路について、これまでに大変な苦労や歴史があった事、郷土のために大切なものであることを子供たちに伝えていました。4年生にとっても、とても分かりやすく良い学習になったのではないでしょうか。
理事長先生、お疲れ様でした。
最後に富県小学校周辺の11月の田園風景です。とても清々しい気分になりますよ
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