い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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第4回目 上伊那地域景観ツアー(11月17日 いいいなの日)


堀先生
「今日見た所の写真です。伊那に限らずどこでも見られる看板がたくさんありますね。
 カンバンを全部取ったとします。どうなるかというと、次に電線、電柱が見えてきます。これも取ると、家や建物が見えてくるのです。」
「皆が思っているような、山が見える景観はなかなか出来ません。何かを取ると別のものが気になります。」


堀先生
「写真を見てください。道路があって奥の山に向かって走るような良い景観の所です。」
「でも、道路は景観のことばかりを考えては造りません。路線の選定や道路線形から設計され造られるのです。全部がこのような所にはなりません。」

堀先生
「全部の場所を良くはできません。
 マイナスを無くしてもプラスにはなりません。一箇所でも良いから、100点の場所を造ること。
 無理をしないで造りやすい所を選んで、選んだところは徹底的にやること。
 これが、景観を考えて地域を良くするために大切なことです。」

 4回に分けて掲載しましたが、以上が堀先生のお話の概要でした。

 とにかく天候が悪くて残念でしたが、堀先生のお話は大変興味深く、また、ジョークを加えて聞きやすかったので、参加した皆さんも聞き入っていました。

 看板は必ずしも景観を阻害する物とはならないとか、そういったマイナス要因を取ってみても人は伊那に来ないし、良い景観とならないとか、普段行政の仕事で考えている事と異なったお話で、個人的にも大変興味深かったです。

 普通の人、多くの人がどう思うかということが大切ともお話していましたが、景観に限らず他のことも同じなので、頭に入れて仕事したいと思います。

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