い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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第4回目 上伊那地域景観ツアー(11月17日 いいいなの日)

堀先生
「山と工場。大きなものに景観の評価は引きずられます。やりやすいところ、つくりやすい整備しやすいところ、無理しないところをプラスにすれば良いのです。」
(言ってることは何となくわかります。)

堀先生
「二つ写真を見ていただきます。皆さんどちらの建物に入りたいと思いますか。」


(古い建物だな。茅葺の屋根も手入れされていて管理はされているようだけれど、中に何があるか分からないし、手前に何か柵のようなものもあるし、だいだい普通に入れる建物なのかな?)


(これも古い建物だけれど使われているようだし、縁台のような座れる場所もあるし入口が開いていてノレンがあるから、何かのお店だろうな。入るのならこっちです。)

堀先生
「人は見ただけでどちらかを選んでいます。言いかえると景観で評価しています。
 ①見たものが見やすい。
 ②見たものが私を大事にしているか。大事にしているとは、楽しませているか、もてなしているか、丁寧につくっているか、ということです。」
「写真のように、玄関が開けられているとか、ノレンがかかっている、縁台がある、たくさんの緑があるなど、見る人が評価をする訳です。」

堀先生
「建物と建物景観は全く異なります。」
「建物は、歴史とか、様式、意匠により評価されます。」
「最初の写真の建物は、古い宿場町の本陣脇の建物で文化財に指定されるような建物なので建物の評価は高いのですが、戸が閉まっていて柵がある拒絶の形となっています。」
「建物景観は、私を迎えようとしているか、楽しませようとしているかで評価されます。いわゆるホスピタリティー表現です。」
「景観は、このホスピタリティー表現を探していて、それが多く、質が高いかで決まります。」
(景観は、なんとおもてなしなのです。)

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