い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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地域の森林を育てよう!~伊那北小学校6年生の里山整備活動~

林務課 普及係です。9月29日(水)伊那北小学校6年生の皆さんが、学校近くの里山で整備作業を行いましたのでその様子をご紹介します。

 

この場所は、令和元年度に松くい虫被害の拡大防止のためアカマツ林を伐採した場所で、伊那北小学校の生徒皆さんが新たな森林を育てる「森創り」の学習ため、学校林としてお借りしている場所です。

 

 

 

今回のメニューは下刈り作業。

今年の春、自分達の手で植えたサクラ、モミジの成長を良くするため、その周りの草・ツルなどの、育ってほしくない植物を除去する作業です。また、自然に育ったサクラ、コナラ、クリなどの中から成長の良いものだけを残す作業も行いました。

総勢73名の生徒の皆さんが午前9時に集合。そのお手伝いをするのが、地元の方達で組織する「上牧里山づくり」の皆さんと長野県林業士※1である金井渓一郎さん。

まずは、金井さんから今日の作業の目的とやり方、注意点などの説明をしっかり受けた後、作業を開始しました。

 

1班4~5名編制で16班に分かれ、それぞれの班には、剪定バサミ、草刈りカマの整備道具と記録用のタブレットが用意され、役割を交代しながら作業を進めます。

 

 

時折、作業指導者の上牧里山づくりの方へ「これは何という植物ですか?」とタブレットで撮影しながら勉強する姿もありました。

 

約1時間の作業でしたが、「楽しかった」「木の名前を4つ覚えた」「斜面を歩くのが大変」など様々な声があり、作業後のスッキリした場所で木々も皆さんも生き生きとしていました。

今は室内でインターネットを使えばなんでも調べられますが、実際に見て、触れ、汗を流す事でより記憶に残り、沢山の新たな発見もできます。季節のわりにちょっと暑い日でしたが、子供達の元気な声が里山に響き、とても気持ちの良い空間での作業となりました。

※1 長野県林業士は「地域林業のリーダー」となるため、2年間で計46日の研修を受講した後、長野県知事から認定を受けた方です。

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