林務課のOです。
昨年度から取組んでいる伊那西小学校の学校林整備の続報です。
PTAや地域の代表の方などを交えて、学校林を活用した学びの方法を考えた結果、「森のアドバイザー」の黒河内寛之さん(東京大学院農学生命科学研究所助教)の提案により、学校林の一部を伐採し、伐採後の森林の再生について観察することになり、地元のボランティア「WASSAI(わっさい)」の皆さんの手で伐採作業が行われました。
現在、再生の様子の観察が始まっています。
春先に伐採した後、
コナラの切り株から早くも‘ひこばえ’が芽吹いてきています。
森の中にも不思議なものが・・・
落ち葉や種がどこから飛んでくるのか調べる
リタートラップだそうです。
伊那西小学校では今年度
3年生『ミヤマシジミの研究』
4年生『「コナラの研究」自分たちでしいたけの原木をつくろう』
5年生『落葉と「天気の変化」』
6年生『林間と学校の歴史(年輪解析)』
などのテーマを決めて研究を行うそうです。
また、先生方から学校林活動の拠点となっている「森の教室」の耐震性が心配との相談がありました。
そこで、学校林内の「森の教室」や野外ステージなど施設の配置を検討するために地域の皆さんが集まって
学校林内を調査して
学校林内の施設の配置について提案をいただきました。
今回の提案を整理して、施設の配置を決めて「森の教室」などの整備をすすめる予定です。
伊那西小学校の学習の様子は同校のホームページでも紹介されています。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
上伊那地域振興局 総務管理課
TEL:0265-76-6800
FAX:0265-76-6804