い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

イワテヤマナシと長靴先生

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先日、伊那市のますみヶ丘に向かう途中、道端に何かが鈴なりの木がありました。

後日、改めて確認に向かうと、ちいさな梨がびっしり。

売っている赤梨とほぼ同じ色形で、ピンポン玉くらいの大きさ。

 

 

かじってみると、皮も果肉も、ナシの食感です。甘さはとっても控えめ。でも、甘いもののない時代なら十分だったかも。

鳥もリンゴや柿のほうがお好みなのか、あまりつつかれた様子もなく。

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       拾ってみました                かじってみました

 

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写真を撮っていると、一人の男性が。長野日報やICTで拝見する、建石繁明先生でした。

長年、伊那谷の自然を見ている先生も、今年はこの木の豊作が気になって見に来たそうです。

話を伺うと、「イワテヤマナシ」とのこと。摘果で数を減らせばもう少しは大きな実になるそうです。

ナシの木はリンゴよりも寿命が長いそうですが、道端にもかかわらず、伐られずによく残ったものです。
 

                      建石先生

 

色々お話しする中で、「最近はポチッとすればなんでも出てくるから、分かったような気になっていかん」とのお言葉。ギクッと反省しつつ、図書館に行ってみました。

 

まず、「農業」の「果樹」の書架へ。ナシに関する本は一冊、だいぶ昔の本で栽培品種についてでした。

次に「生物」の「樹木」の書架へ。樹木図鑑2冊に「ヤマナシ」が載っていました。

それらには「現在栽培されているナシの原種にあたり、果肉はかたくてまずい」と。

 

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