2016.06.14 [ その他 ]
隊長の❞ぶらっと❞伊那谷ひとり旅Vol.2
5月のある日曜日、毎朝の散歩で顔を合わせ、お知り合いになった伊那市上荒井の「唐沢 洋子」さん
に地元の様子をお聞きしようと電話をしました。
すると「今日は、近くに住む高齢者の方を呼んでお昼を食べるので、是非一緒にどうぞ!」とのお誘い。
遠慮なくおじゃますることに。
【 唐沢洋子さん宅 農家民宿「とうふや」】
実は唐沢さんは、伊那市の民生委員をやっている外、一人暮らしの高齢者の方が自由に集まって
お話したり、食事を楽しんだりできる「まちの縁側」も運営されているとのこと。実は今日の集まり
は、その一環で毎月1回の昼食会。私も会費をお支払いし、一緒にお食事をさせていただきました。
【 「まちの縁側」に参加された皆様 奥の右側が唐沢洋子さん】
唐沢さんと仲の良い数人の女性が企画しているそうです。
料理は、五平餅、ワラビ、タケノコのお握りなどで、材料は全て地元で採れた山菜を使用。
五平餅のタレは、唐沢さんのご主人が山で採った山椒とクルミをすり潰して、みそ・砂糖・
みりんで味付け。甘さと山椒独特の香りとちょっぴりの苦味が絶妙なバランス。
お年寄りが食べやすいようにご飯は小さめに握ってあります。
ワラビは同じくご主人が山で採ったもので、藁を燃やした灰をふりかけそこに熱湯を注いで半日
置いてあく抜き。辛子醤油でいただきましたが、いわゆる「ノリ」があって非常に新鮮。お握りの
タケノコは、唐沢さんの自宅の竹林から採ったものを使用。これもお年寄りの方が食べやすいよう
に小さめに。
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