い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

台風一過の中央アルプスへ


 
 地方事務所に勤務するMです。
 秋が深まる10月16日に「中央アルプス美化清掃」に参加してみることにしました。

 
 西駒ケ岳(木曽駒ケ岳)は中学校の登山で登った以来。その時は登山口から歩き。山小屋に泊まり、宝剣岳の頂上まで登った。今回は、千畳敷までロープウェイ、秋晴れの中、楽しい1日がと期待しました。

 ところが、予定の16日は台風のため、延期。台風の影響が心配される中、17日に実施となったが、北海道では台風と寒気の影響で降雪の知らせがあり、3,000m近くの山だけに天候が気になるところ

 17日、朝8時に「菅の台」に到着。千畳敷はマイナス4℃とのこと。また、風も強いようだし、でも晴れてはいるようだ。

 
 
 しらび平駅からロープウェイに乗り、一気に千畳敷へ。
 快晴に近い空模様。しかし、南アルプスは雲に覆われまったく見ることができない。時間が経てば雲もなくなることを期待し、登山(美化清掃)を開始。

 

 
 登山者のマナーがよいのか登山道にはゴミはまったくなし。
 千畳敷カールから八丁坂へ。休み休みで歩を進め、30分程で中岳の頂上に到着。途中、岩肌から染み出していた水が氷となり、岩に引っ付いていた。また、登山道にも氷が残っており、冬の到来を感じさせる。天気は良いが、風は冷たい。休憩もそこそこに駒ケ岳へ。左手には宝剣岳が。


 30分程歩いて、駒ヶ岳に。まずは、頂上にある神社に手を合わせる。眼下に木曽が、そして、視線を上げるとそこには御岳が。


 
 北に視線を移すと、遠くに北アルプスの槍ヶ岳を捉えることができた。雄大な景色・・。登ってこなければ味わえない感動である。
 突然、木曽側からガスが上がってくる様子。安全を考えて駒ケ岳頂上を後にする。気をつけながら下山をし、中岳へ。
 
 今度は中岳の外周りの岩場を行くことに。左手は岩、右手は谷。岩場は凍結しており、気を緩めることなく歩を進める。

 宝剣岳を見上げると、その頂上の岩に人が立っている。勇気ある行動かそれとも。その宝剣岳へ行こうと提案するが、諸事情により断念。しからば、伊那前岳へ向かうことになった。依然として南アルプスは雲に隠れていてその雄姿を見ることはできない。

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