い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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い~な上伊那 地域の企業探訪!「中央アルプス観光株式会社」(駒ヶ根市)

ご存知!日本初の山岳ロープウェイ「中央アルプス 駒ヶ岳ロープウェイ」の運行を主要な事業として様々な事業展開をしている同社は、今後、山岳高原などの強みを活かした滞在型観光地の形成をするにあたり、モデルとなる取組を多く実施しています。同社の事業戦略、事業展開を同社代表取締役常務で営業本部長兼千畳敷事業本部長の田村芳成(たむらよしなり)さんにお伺いしました。

– 中央アルプス観光というとすぐに我々がイメージするのは、「中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ」なんですが、実はいろんな事業を展開されているそうですね。

・皆さんご存知の「中央アルプス 駒ヶ岳ロープウェイ」のほか、路線バス、ホテル千畳敷、駒ヶ根高原スキー場、こぶしの湯、家族旅行村、駒ヶ岳サービスエリア内で物販等、様々な事業を展開しています。

中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ    P14(2日目下)の千畳敷カール (駒ヶ根市提供)
「中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ」     「夏の千畳敷カール」

-田村さんの入社はいつ頃ですか。
 その頃と昨今のロープウェイやサービスエリアの利用状況は何か変わりましたか。

  変わりましたね。
  私は昭和52年(1977年)の入社です。  入社当初は中央自動車道駒ヶ岳サービスエリアに配属となりました。
  当時は名古屋~駒ヶ根間が部分開通しておりましたが、サービスエリアでは何を置いても売れるという時代で、飲食や売店レジは列になって大変混んでおりました。駒ヶ根にお越しいただくお客さまは、一泊二日あるいは一夜行の日帰りが多かったと思います。
  その後東京営業所に配属となり、旅行会社へのアプローチを行っていましたが、「中央アルプス 駒ヶ岳ロープウェイ」という名の知名度はまだまだ低かったことを覚えています。
  そうした中、昭和57年に東京と名古屋を結ぶ中央自動車道が全面開通となった影響もあり、少しずつですが、お客さまも増えてきました。
  昭和の終わり頃から関東方面のお客さまがロープウェイを利用する日帰りバスツアーが出始め、利用者数は大きく増加しました。交通アクセスの向上で、平成6年には年間の利用者数が36万人とピークになりました。
  その後は、少子高齢化等の影響で利用者数はどちらかというと下降気味です。

bIMG_3825 - コピー    今回お話しをお聞きした田村常務
                                 「中央アルプス観光株式会社 本社」   「今回お話しをお聞きした田村常務」

-天候に左右されやすいロープウェイ事業ですが、苦労している点、心がけている点、工夫されている点は何ですか。

 私ども、安全で安心してご利用いただくことが第一でございます。
 とにかく天候に大変左右されます。  ロープウェイのしらび平駅まで路線バスをご利用いただきますが、山岳道路で道幅が狭く雨量規制もあります。
  また、風と雷には細心の注意を払っております。ロープウェイの運休など自主規制する場合もあります。  
 輸送面での安全を担保するため、日々の安全点検や計画的な安全装置等機器の更新を実施しています。
  また、今は情報化社会ですので、ホームページで千畳敷のライブ映像を流して千畳敷の様子をリアルタイムでお伝えしています。

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