2013.11.04 [ 食・農・旅 ]
美味しさと物語りあふれる高遠馬さし丼
魅力発掘探検隊のIです。
「どんぶり街道」で盛り上がる上伊那地域!!
私も”お勧め丼”を一杯、ご紹介させていただきます(皆さんも教えてくださいね!)。
秋晴れの高遠のまちへ。
伊那市高遠町の「楽座 紅葉軒」さん。
初めて来店したときからいつも変わらず、爽やかな笑顔のご主人 高島 良幸さんが迎えてくださいます。
大正12年に肉屋 兼 馬肉すき焼きと馬刺しの料理店として創業、馬肉料理を提供し続けて今年で90年目の老舗、ご主人で三代目だそうです。
ご主人は、高遠の地域づくりにも先頭に立ってご活躍されています。お忙しい中突然のブログ取材だったのですが、快く応じていただき、食事の間の短い時間でしたがご自身の実践に基づくお話をお聞きできました。
まずは、名物高遠そば!高遠でまずこれを紹介しない訳には参りません(二つのメニューをいただくために朝飯抜きで来ました)。
高遠そばを名物にする活動は15年前から、ご主人は当初より関わっていらっしゃいます。
店頭で打ち立ての高遠地粉のニ八そば。
ご主人から教えていただき、まず水そばで一口、次につゆで少々、メインでつゆに焼きみそと辛味大根のおろしをといた高遠そばで、と三様のそばの味を楽しめました。(私は特にそばと実にマッチしたつゆが好みです)
ご主人から、そばに関して一言二言三言・・・!!
・同じ信濃1号のそばでも、その土地の他の花粉を介して交配するので、たとえば高遠と善光寺平では味の違いがある、そばはそういう食べ物であること。
・当初は伝統のとおり辛味大根のしぼり汁で提供していたが、お客様の評判がいま一つだったので、おろしで出すように工夫したこと。
・高遠産辛味大根を添えたいが、保存がきかないので現在研究中であること。
・先日、ひすいそばの試食会を行ったこと。
・「この時期に、地元産の蕎麦粉を一年分まとめて注文するんです、値段がまだ決まっていないのに、おもしろいでしょう!」 等々。
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