い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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いいな景観ツアーに参加しました

 長野県建築士会上伊那支部が「地域発 元気づくり支援金」を活用して11月16日に行った「いいな景観ツアー」をご紹介します。
 東京大学アジア生物資源環境研究センター長 堀 繁教授によるレクチャー、景観ツアーを巡りながらの解説、最後に講演がありました。
 「良い景観」とは、見たいものが見易い大きさに見えること。目から見えるものの「見込角」という角度が10度から20度で見るものが見易い大きさ。「見込み角」の測り方は腕をまっすぐ伸ばし、手を「グーicon21にした場合と




「パーicon23にした場合の間に、その先に見える納まるものが10度から20度の角度の範囲とになるとのレクチャーを受け、ツアーに出発。
 最初は飯島町七久保。あいにく霧のため南アルプスは頭だけが見えていましたが、つま先下がりの景観の良い場所。手前の田に稲がある頃なら手前の景観も含め良い所と解説がありました。


 次は伊那市の伊那スキーリゾートの駐車場。平地と南アルプスの眺めもよく、左右に森があり景観の額縁となっていると解説がありました。




 参加者がレクチャーで教わった「見込角」について、先に見える平地や山の確認をしています。



 次は箕輪町下古田のポケットパーク。これまでの場所と違い公園化されていて、仙丈ケ岳は見込み角が7度近く、これまでの場所より最も大きく見ることができる。四阿やベンチもあるが、それらに配慮がされていればもっとよくなるとのことでした。



 最後に箕輪町松島仲町商店街を廻って、講演の中で儲かる店の造り方についてお話がありました。
 1階と歩道等の間に余地を設け、人の視線は水平より下を見ているため、入口へ導く通路をよくデザインすること。その脇に、商品サンプル、ベンチ、花・植物、明かり行燈の照明等を設け、壁はできる限り見せずに「もてなし」を演出するとのことでした。
 最後の講演まで参加者の皆さんは講師の話を、熱心に聞き入っていました。


当日訪れた飯島町七久保の場所です。

箕輪町下古田の場所です。

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