い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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「伊那谷の林業を考える研究会」に参加しました!

林務課のrosaです。

平成26年1月21日(火)に信州大学農学部を会場に開催された「伊那谷の林業を考える研究会 -伊那谷の課題解決に向けて-」の様子をレポートしますicon06


諏訪・上下伊那地域の林業関係者や信州大学農学部の学生さんなど、約100名が参加しました。

会場では、アンサンブル会で開発された「ひのき畳」や、伊那市の「ウッドスタート事業」の木のおもちゃ等、伊那谷産の注目の木製品の展示もありました。

  

(ひのき畳と木のおもちゃ)

発表の概要をお伝えします。会場の臨場感が少しでも伝わると、嬉しいですicon10


◇南信森林管理署におけるニホンジカ被害対策について

(南信森林管理署 松嶋氏)

◇「諏訪地域ニホンジカ行動マップ」ついて

ニホンジカの森林被害が深刻な諏訪地方事務所からの発表。シカ害予防には、シカの生態をよく知ることが重要。目撃情報等からシカ行動マップを作成した結果、シカはまんべんなくいるのではなく、「人里から離れて安全」「牧草等の高栄養の餌」「ササ等の冬場の餌」「ミネラル補給地」等の環境がそろっている場所が生息域の可能性があり、今後のシカ対策のヒントになることに期待。

(諏訪地方事務所 山中氏)

 
  

◇長野県における新規狩猟者の現状とクラウド型森林情報収集システムの提案

(信州大学農学部 助教 三木氏)

◇ツキノワグマによる樹幹剥皮被害状況調査の報告

下伊那地域で深刻な、ツキノワグマのクマハギ被害。クマに噛まれて幹に傷を受けたヒノキは、年と共に幹の皮が巻き込んで傷が見えなくなるが、木の中に腐りや変色が残るため、将来、木材として使えない。クマ害で受傷した木は、見た目にだまされず、長期間放置せずに数年の間に搬出間伐を。

(下伊那地方事務所 宮崎氏)

◇作業道の木製構造物工程調査の報告 -災害に強い作業道の開設に向けて-

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