2015.03.16 [ 地域振興局 ]
い~な上伊那 地域の企業探訪!「中央アルプス観光株式会社」(駒ヶ根市)
ホームページの訪問者はトップシーズンで訪問者数13万人、月平均の閲覧件数は118万PVで、オフシーズンは訪問者数4万人で月平均の閲覧件数は38万PVとなっています。
-御社の業務は地域の基幹事業となっていますが、地域との関わりをどのようにお考えですか。
お客さまがお見えになっても、当社でできることには限界がございます。例えばですが、私どもでも地元の魅力をお客さまに訴求するための試みとして、地元の野菜、特に駒ヶ根市中沢地区の「中沢野菜」を食材として、サービスエリアや千畳敷ホテルでご提供したり、また、地元産のかぼちゃを活用したお土産を開発し、それを現在販売しております。
とにかくこの山岳高原を活かしながら、地元行政・観光協会や温泉事業組合、JICA等と広範囲に密接に連携していきたいと考えています。
-これから2020年の東京オリンピック、2037年のリニア開通、三遠南信自動車道の開通など、人や物の流れが大きく変わるそんな機会が今後期待されるわけですが、当然海外からの観光客の増加も見込まれると思いますが、御社として、特にインバウンドに対してどのように取組んできたのか、また、今後どのような展開をお考えでしょうか。
東京オリンピック、リニア、三遠南信自動車道については、私どもも大いに期待しています。交通体系が変わりますと、お客さまの流れも変わりますので、私ども社内で誘客にむけた検討を始めています。
当社は平成25年に会社設立から50年が経過しました。今までのやり方もいいのですが、次の50年に向けて、さらに新しいやり方を全社横断的に考えようということで「次世代ロープウェイプロジェクト」を立ち上げました。
ロープウェイを絡めた山岳観光の課題、問題点、改善策等を検討するため平成24年度にスタートして、すでに50数回実施しております。
会議では、例えば待ち時間であったり、バス運行でお客様に不便な点はないかなど利便性の向上や、今後のこの地域の山岳観光のあり方等を検討しています。
また、2~3年後には駒ヶ岳サービスエリアにスマートインターの開設が予定されています。地域と連携を図りながらどういうことができるのかということもこのプロジェクトで話し合っています。
インバウンドについては、行政の力もお借りして2~3年前から台湾に向けた独自の営業展開を行っています。受入体制の強化の一環で、若手職員を中心に2年間の語学研修派遣を実施しています。インバウンドについては、誘客と受入体制の整備を徐々に進めている段階です。
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