2014.09.27 [ 歴史・祭・暮らし ]
百舌鳥の子育てに 【井月さんのこころ79】
茂木先生、父兄の集まりであることが念頭になかった様子で?横文字の高尚なタイトルでスタート!
先ずは人工知能が作曲した音楽を引き合いにして「人間の脳に近づけようとして始まった人工知能の開発は、今や脳の構造を無視して開発競争が続いている。」と。
「IBM’s WATSON」「Google driverless car」「Advanced Chess」など世界最先端の話題を踏まえながら、「日本は眠ってしまっている!人工知能は核兵器以上に危険かもしれない!」などと警鐘を鳴らし、「コンピューターが人間を超えるようになると、非典型的な知性を持った人でないとコンピューターには敵わなくなる。BIG DATAや人工知能を駆使する能力を磨かないと国際競争に勝てない。人間の脳がコンピューターに勝てるものは『意識』や『心』である。」と。京都駅から65分かけて高瀬川・鴨川沿いを歩いてきたという茂木先生は「脳に生きていることの感動を与えることの大切さ」を説きながら、アイドリング時のみ活動する脳のために「散歩をしましょう!」と結んだ。
茂木先生は、現在放送中のNHK連続テレビ小説『花子とアン』の最終週の最後の3日間(9月25~27日放送の154~156回)に『花子とアン』出版を決める小鳩書房社長・門倉幸之介役で出演されるとのことです。
子育てを終えた今年の百舌鳥の番い達も、やがて南へ帰ります。
繋がる命の輪廻が永遠に続きますようにと願うのは、人も百舌鳥も同じはずです。
何れも「六根清浄なるが故に天地の神と同根であり、萬物の霊と同體である」ということなのでしょう。
百舌鳥といえば剣豪・宮本武蔵の『枯木鳴鵙図(こぼくめいげきず)』(和泉市久保惣美術館蔵)が有名ですが、今回の旅行中に、特別公開中の東寺・観智院で武蔵筆の『鷲の図』を観ることができました。兵法書『五輪書』を書いた剣豪の筆からも「非典型的な」偉才の迫力が伝わります。
「為所無願而不成就矣」。 京都旅行の続きは、次週にします。
今週の結びは、愚良子先生が詠んでいる鵙(もず)です。
「春日愚良子句集」から
虫捕つて枝から鵙が落ちてきた
愚良子
「ゆるキャラグランプリ2014」にエントリーしている
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