昼顔咲く野を歩いていると、草履がまだ切れはしないが、薄くなってしまった、困った。名の通り昼咲く昼顔の花。多年生の蔦草で、朝顔よりやや小さな淡紅色のあっさりした花。野原・河原どこにも生える。
草履は、藁の履物。草履に緒を加え、足に結びつける。ゴム靴などが出回る以前労働・旅に必須。旅での心配事の一つが草履。予備携行を心がける。
(昼顔・夏)
今年のお盆は、娘たちが帰省して、賑やかでした。
精進のかき揚供う盂蘭盆会 青巒
その盂蘭盆会も、 「只三日」で過ぎました。
国試に向けて忙しい息子は、先月に数日帰省しただけでこの盆は帰らず、娘たちも、それぞれの生活に戻ってしまいました。
い~なとも線香花火の星の数 青巒
「春日愚良子句集」から
半分は見たい積りの花火爆ぜ 愚良子
花火といえば、昨年は、大雨で中止され大混乱した15日の諏訪湖花火大会ですが、今年は小雨の中で無事に行われたようです。ケーブルテレビで見ていましたが、風が弱く煙が充満してしまい、苦労しながら進行しているようでした。
16日に予定されていた休戸耕地の親睦ゲートボール大会も雨で中止となりました。
再び甲子園の高校野球です。敦賀気比(福井)富山商(富山)星稜(石川)日本文理(新潟)の北信越4校は8日目までに2回戦を突破し、3回戦へ駒を進めました。
北信越5校目で期待された佐久長聖の2回戦は、福島県の聖光学院と9日目(19日)第2試合で対戦しましたが、2-4で惜しくも敗れてしまいました。
線香花火と送り火と高校野球を最後に信州の短い夏が終わっていきます。
今週の結びは、愚良子先生がうたた寝し乍ら詠んでいる昼顔です。
昼顔や転寝浅き夢の中 愚良子
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