2015.01.01 [ 歴史・祭・暮らし ]
初日に 【井月さんのこころ93】
井月さんのこころ シリーズ その93
あけましておめでとうございます。
伊那谷は、平成27年(2015年)乙未歳の輝かしい新春を迎えました。
井月さんは初日を次のように詠んでいます。
空色も花と染めなす初日かな 井月
(遡回その42をご覧ください。)https://blog.nagano-ken.jp/kamiina/life/137.html
千歳ふるたづの頂(かしら)や初日の出 井月
觴(さかづき)に受けて芽出たし初日影 井月
元旦の朝、初日を浴びて四方拝、涌井の水を汲んで神仏に備え、湯茶などに使います。
旭日に歳始の願い四方拝 青巒
方円のいずれに汲まむ若水を 青巒
冬型の気圧配置になれば、晴れの日が多い伊那谷です。関東甲信地方の一か月予報では「平年に比べ晴れの日が少ないでしょう」とのことです。
今年は、3月14日に北陸新幹線の長野~金沢間が開業を迎え、4月~5月には善光寺御開帳が行われます。ちょうど桜から新緑のシーズン、伊那谷でも元善光寺御開帳があります。お出掛けください。
「春日愚良子句集」から
一斉に胸を日に向け転がれる 愚良子
雪掻きし古着吊され年明ける 愚良子
災害のない明るい年になりますように。
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