2013.01.16 [ 歴史・祭・暮らし ]
★進徳館 ~『教育県長野』を世に知らしめた藩校~★
魅力発掘探検隊のrookie Anです★
本格的な冬の到来を迎えた12月、高遠藩の藩校
『進徳館』を尋ねてきました (*´∀`*)
進徳館 入口
「北の松代、南の高遠v(*´∀`*)v」
といわれてきたように、松代の文武学校とならび、
『進徳館』は 信州
を代表する藩校の一つです。
進徳館(建物)
生徒玄関(進徳館)
当時の高遠藩は財政難が続き、他の大藩のように藩校を持てず、
向学心に燃える武士は、儒官や武術師範の家に通って勉学に励んでいました。
そんな中、 万延元年(1860)高遠藩最後の藩主・内藤 頼直
が藩士養成のために『進徳館』を開設しました。
設立当初は「三ノ丸学問所」と呼ばれていたのですが、
後に昌平坂学問所(寛政2年(1790年)に神田湯島に設立された
江戸幕府直轄の教学機関)の林大学頭学斎により、
易経にある
「君子は進徳修業、忠信(真心を尽くすこと)は徳の進む所以なり」
という言葉から、『進徳館』と命名されたようです。
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