2013.01.16 [ 歴史・祭・暮らし ]
★進徳館 ~『教育県長野』を世に知らしめた藩校~★
現在残されている『進徳館』の建物は国の史跡に指定されています★
進徳館では、文武両道をめざし漢学・国史・兵学・
算術・剣術・総術・柔術・弓術 を教授すると供に、
当時最先端の洋学も教えており、
海外から輸入された書籍も多くあったみたいです★
ちなみに、生徒たちが学力をつけるのに最も効果が
あったのが、これら文庫(書籍)の利用とゼミ
だったみたいです!!!
ということで、生徒は勿論、教師も寝食を忘れて
文庫(書籍)を読み耽ったそうです(>∀<)
廃藩置県により明治5年(1872)に廃止されるまでに通算500人もの
生徒が学び、日本の近代化を担った多くの偉人を輩出しています (*≧∀≦*)
進徳館の構内には、儒教の教えを尊ぶべく、昌平坂学問所に倣って
『聖廟』が設けられ、五聖像(孔子、孟子、曽子、顔子、子思)
が祀られています。
五聖像(孔子、孟子、曽子、顔子、子思)
五聖像は、進徳館の創設を祝って、領民より寄進されたものです。
生徒たちは毎日この五聖像に礼拝し、学問修行に励んだそうです (´∀`)
五聖像を前に厳粛な気持ちになりました (o´∀`o)
(注:構内にある五聖像はレプリカで、本物は伊那市立高遠町歴史博物館に
収蔵されています)
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