2016.12.26 [ 歴史・祭・暮らし ]
〜小鍛冶の渡し・小鍛冶の矢文〜
こんにちは。上伊那地域魅力発掘探検隊ZTです。
『天竜川の浮島』の回でご紹介しましたが(記事はコチラ)、
かって駒ヶ根市小鍛冶に渡し船がありました。
《小鍛冶の渡しの壁画》
『駒ヶ根市誌』によると、
小鍛冶には明治11年以降4回橋をかけたのですが、
洪水のため4回とも流失してしまったそうです。
天竜川の洪水には本当に苦労していたんですね。
(5艘の舟を繋げた舟橋をかけたこともあったそうです。
どんな橋だったんでしょうか。)
現在は、小鍛冶大橋(地図参照)によって、わずかな時間で川を渡ることができます。
ありがたいことです。
《↑小鍛冶大橋。渡船のレリーフがあります(写真右)。》
さて、小鍛冶ゆかりのお話をもう一つ。
大阪夏の陣(1615)のとき
中沢郷(現駒ヶ根市)の坂井佐太夫近忠が
藩主に命ぜられ、家来の庄右衛門とともに出陣しました。
その戦いで佐太夫は死亡。
庄右衛門は、坂井家に知らせるため、
佐太夫の刀と髪を持って帰国、小鍛冶まで来ましたが、
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