い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

〜小鍛冶の渡し・小鍛冶の矢文〜

こんにちは。上伊那地域魅力発掘探検隊ZTです。

『天竜川の浮島』の回でご紹介しましたが(記事はコチラ)、

かって駒ヶ根市小鍛冶に渡し船がありました。

SN3B0938小鍛冶の渡しの壁画》

『駒ヶ根市誌』によると、

小鍛冶には明治11年以降4回橋をかけたのですが、

洪水のため4回とも流失してしまったそうです。

天竜川の洪水には本当に苦労していたんですね。

(5艘の舟を繋げた舟橋をかけたこともあったそうです。

どんな橋だったんでしょうか。)

現在は、小鍛冶大橋(地図参照)によって、わずかな時間で川を渡ることができます。

ありがたいことです。

SN3B0926小鍛冶4

《↑小鍛冶大橋。渡船のレリーフがあります(写真右)。》 

 

さて、小鍛冶ゆかりのお話をもう一つ。

 

大阪夏の陣(1615)のとき

中沢郷(現駒ヶ根市)の坂井佐太夫近忠が

藩主に命ぜられ、家来の庄右衛門とともに出陣しました。

 

その戦いで佐太夫は死亡。

 

庄右衛門は、坂井家に知らせるため、

佐太夫の刀と髪を持って帰国、小鍛冶まで来ましたが、

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