2015.10.10 [ 歴史・祭・暮らし ]
寒露の頃 【井月さんのこころ135】
井月さんのこころ シリーズ その135
今週の一枚は「浦安の舞」です。後ほど登場します。
舞姫や翳す檜扇秋も長け 青巒
3日(土)午前11時から第15回水墨画県展の開場式、賞状授与式が長野県伊那文化会館で行われ、出席させていただきました。
開場前に実行委員長の大日方岳葉さん(長野県水墨画協会副会長)に案内していただき、作品を拝見させていただきました。出展作品188点、無審査4点、役員特別出品27点の総数219点の作品が美術展示ホールいっぱいに掲げられて、長野県知事賞を筆頭に39作品には入賞の表示がされていました。
水墨画の振興を図っておられる長野県水墨画協会による水墨画教室等で学ばれ、濃淡がある墨の「黒」と余白の「白」のみによる絵画(アート)で、よくもまあこれだけの表現ができるものであると感銘する力作ぞろいでした。
長野県水墨画協会長の嘉生稀宗さんへ長野県知事賞受章の岸田白雲さん答礼
「出品目録」の表紙にある「菩薩像」で今回の長野県知事賞を受章された岸田さんは、「孫の療育に夫の介護が重なり5年のブランクを置いて今年に入ってから製作を始めた作品が最高賞である知事賞を獲得できたことが嬉しい。」と語っておられました。
3日(土)4日(日)は、辰野町小野矢彦沢(塩尻市北小野に囲まれた飛び地)に鎮座する上伊那郷54か村の総鎮守である信濃國二之宮矢彦神社の例大祭でした。
休戸耕地では、入口3か所に境灯篭が飾られ、村中には「奉献矢彦大明神」の幟が掲げられます。3日午前6時から各戸1名が出役して、境灯篭の枠を組み立て、提燈を掲げます。耕地三役(総代、副総代、分館長)は、幟を揚げる作業に当たります。
3日宵祭りの晩には、駒沢(休戸・押野・藤沢)三友社の青年会の皆さんは、矢彦神社の神楽殿前で奉納の長持ちを練り、手踊りを披露します。その後、藤沢耕地の家々を廻ります。
4日朝、三友社の皆さんは休戸公民館で朝食を摂り、午前中は休戸耕地内を、午後は押野耕地内を練ります。その朝食の接待は、休戸耕地総代の役目で、家内と夜明け前から準備をしました。丁度この朝は、7時から辰野町のごみゼロ運動で、各戸1名が参加して町道・農道のごみ拾いも行いました。
三友社の皆さんは、前日は夜中過ぎまで掛かったとのことで、休戸公民館前で出発準備をして朝食が始まったのは、出発時刻の8時を廻っていました。が………、まったく慌てることもなく、しっかり飲んで食べて、14人で9時ごろ出発していきました。
4日午後1時から矢彦神社の例大祭神事に小野地区長として招待を受け、参列させていただきました。拝殿前での修祓を受け、拝殿に登壇して神事が行なわれました。立澤宮司さんの祝詞奏上に続いて、長野県神社庁から派遣された井出神社本庁遣幣使から幣帛が奉られ、宮司さん、遣幣使さんの玉串奉奠に続いて、招かれた来賓も辰野町長、小野区長、雨沢地区長、小野地区長、飯沼地区長、辰野町消防団第一分団長、両小野学園校長、小野地区遺族会長の順で夫々玉串奉奠をさせていただきました。
引き続き、神楽殿で舞いの奉納が行われました。榊の舞、豊栄の舞、浦安の舞を小学生から中学生までの氏子の子女が舞い納めます。
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