2013.12.20 [ 歴史・祭・暮らし ]
小さな村の壮大な試み~農村文明・全国村長サミット
今回は、特にこの方のお話が伺いたかった、分科会座長の甲斐 良治さん。(財)農山漁村文化協会(農文協)で長年編集の仕事に携われ、全国の農山漁村の人々とのネットワークにより「増刊現代農業」「季刊 地域」で、”地元学””地産地消・スローフード””半農半X(エックス)””青年帰農””農村発電”等のコンセプト・理念と事例を発信する素晴らしい仕事を続けられています。(この数日前には、伊那市内で開催された小水力発電フォーラムにパネリストで参加されていました。)
最後に全体会、各分科会からの発表と大森 彌先生からの総括がありました。
木島平村 芳川 修二村長。
この村長さんの呼びかけに、多くの方が賛同されました。
塾長である奥島早稲田大学学長をはじめとする教育関係者と学生達、安田先生(そして「人類哲学」構築中の梅原 猛先生)の哲学・理念、大森先生をはじめとする地域自治研究の方々、甲斐氏・農文協と農山村のネットワーク、日本総研の寺島 実郎氏や、「むか~し むかし」まんが日本昔ばなしの常田 富士男さん、「14匹シリーズ」の絵本作家 いわむら かずおさん・・・日本の地域づくり、農山村を尊重する立場の方々のまさしく日本代表、ドリームチームのようなメンバー結集の実現です。ぜひ、本県の住民の一人、県職員の一人としても「しあわせ信州」の理念構築とさらなる実体化のため、今後も皆さんから大いに学ばせていただきたいものです。
芳川村長からは、平成28 年(2016年)4月、「世界むらサミット」を開催予定である旨の発表がありました。
「都市と農村」という今や地球規模の文明の課題に、長野県の村から発信する機会と期待されます。
「農の村 木島平村」弥生時代からの米づくりの地。ブナの森が涵養する水と肥沃な土地で育てた、”とびっきりうんまい米”のブランド「村長の太鼓判」!
帰りにお隣飯山の「神戸(ごうど)の大銀杏」にお会いしてきました。8年前に両親と旅行で北信を巡って以来ですが、記憶していたより遥かに巨きいです!
木島平村の壮大な挑戦が、この大樹のように今後ますます発展されますことを祈念しております。
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