2013.11.15 [ 食・農・旅 ]
伊那谷と山肉のベストマッチ! 山肉&地酒パーティー
前菜のスープは 雉子(きじ)の吸い物
きじ特有の脂から濃いだしの味が出て、肉も歯ごたえがあります。
(かつて伊那谷では、雉子の肉からとった汁で食べるキジそばは、最高のご馳走のひとつとされていたそうです)
桜肉(馬ロース)刺身 ウズラの焼き物 ヤギ肉の焼き物 鶏の焼き物
会場は県内外からの参加者でいっぱい。大皿に盛りつけられた料理を各テーブルで分け合い、和気あいあい。
(左)猪(イノシシ)山賊汁 猪の滋養と野菜の甘み、内藤とうがらしの辛味がきいて寒い時季にピッタリ
(右)兎(うさぎ)つみれ ハリハリ蒸し あっさり食べやすいです
(左)牛肉のロースト (右)鹿肉のローストは 珍品 絶品です
地酒の試飲コーナーは、信濃錦 黒松仙醸 小野酒造店(夜明け前)本坊酒造(ワイン)の4酒蔵が出展。
信濃錦の地元の無農薬栽培米による新しい特別純米酒 その名も「命まるごと」(「乗るなら飲むな」 山肉と地酒との相性が試せず残念です!)
羊のジンギス 鹿ジンギス
熊のジンギス 熊肉が一番獣肉を食べているという味わいあり 脂身もうまいです
最後のメニューは「鹿肉のシチュー」 やわらか~い!
山のご馳走”山肉”すべて美味しくいただきました。
「ごちそうさまでした!!」
料理をそのまま頂く事に加えて、醤油や、とうがらし味噌、しょうが、にんにく、岩塩等、山の香辛料を合わせると味わいがまた変わって食べられることも発見でした。(わさび、山椒も良さそう)
宮崎さんのお話のように、「自然に学び、関わり方を見直し、獣害対策とともに利用すべきところは利用する」山国伊那谷の地域づくりの方向性、くらしや観光の魅力アップのヒントになりそうです(祖先から伝えられてきた山の民の生活文化と智恵が受け継がれていきますように)。
なにより”伊那谷には山肉(料理)がよく似合う”が感想です(ジビエという言葉よりも)! ”山肉食系”ぜひ、さらに広まってほしいものです。
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