2014.11.17 [ 地域振興局 ]
伊那谷アカマツの間伐材で作ったキットでWORKSHOP!
~いなまち・木のショールームプロジェクト~
平成26年10月26日、伊那市のセントラルパークにおいて、伊那谷のアカマツの間伐材で作ったキットでワークショップが開催されました。
長野県森林づくり県民税の公募事業「信州の木活用モデル地域支援事業」を活用して、「伊那まちの再生やるじゃん会」が取り組む「伊那まち木のショールームプロジェクト」の一環です。
「いなまち朝マルシェ」というイベント(今回のテーマは秋の大収穫祭でした)に組み込まれて開催されたこともあり、多くの方が行き来する、賑やかな環境で行われました。
<ワークショップその1>
『セントラルパークのバラのカバーを作ろう』
伊那まちの再生やるじゃん会は、これまで「バラ咲く街角づくり」に取り組んできました。
このバラの鉢カバーをアカマツのキットで組み立てるにあたり、色付きのミツロウワックスを参加者が思い思いに塗り込みました。
ミツバチが作り出すミツロウは水をはじくことから、木材を保護する目的で使用しています。
顔料にはベンガラを用いています。ベンガラは土に含まれる酸化鉄という成分で、古くから陶器や漆器に使われ、防虫効果もあるそうです。
素朴で落ち着いた色合いですね
スポンジを使ってアカマツのキットにミツロウワックスを塗りこみます。
色の選び方や模様など、個性が出ていてまさに十人十色。皆さん黙々と作業に打ち込んでいました。
小学生を対象に計画された企画でしたが、大人も夢中になっていたのが印象的でした。
バラの鉢カバーとして開発されたキットですが、ご覧のとおり、組み立て方次第で可能性は無限大です。
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