じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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求む! 野沢菜 4kg!(出来たら葉っぱは落とさないで)

「おこた出した?」「野沢菜漬けた?」「タイヤ替えた?」

長野の晩秋の挨拶です。

 

野沢菜漬、お家ごとの味がありますよね。漬け方についても、話し出すと止まらない。

「最近は、葉っぱ落として売ってるの困るわ。葉っぱが好きなのに」「うそぉ」

「いつも何入れてる?」「やだ私、だしの素入れちゃう(笑)」

「にんにく入れると青々してていいよ」「えー、朝食べられないじゃん」

「お醤油入れる?」「私ちょっとお味噌入れる、美味しいよ」 ・・・などなど。

上手に漬けるかたほど、なかなか漬け方を教えてくださらなかったりします。

 

「漬物は、高血圧のもと、長寿の敵」みたいな扱いをされた過去もありますが、今や、減塩は当たり前。お酢を使う漬け方もよく聞くようになってきました。

 

漬物って、こずくが要ります。

桶や重石、最近は桶に合わせた大きなビニール袋も用意します。

そしてお菜を洗って干したり、お塩をはじめとしていろいろな材料をそろえたり。

下漬けをしても、本漬けをしても、水が上がったかどうか、気にしなきゃならない。

重石の調整をしたり、本当に水が上がらないと、天地ひっくり返したり。

とにかく数日は、野沢菜のことで頭がいっぱいになるんです。

だから、身も心もちょっと余裕のある数日間が必要。野沢菜漬って、大変なんですよ。

 

それでもやっぱり、長野県民、野沢菜漬がないと冬が越せない?!

だから、私も毎年漬けますよ、野沢菜。

今年は、野沢菜の出来が良くないと聞いておりましたので、心配はしていたんです。

しかも、先々週ちょっと予定が合わず、出遅れたかな?と思いながら先週末、野沢菜を買いに出かけました。

本日のお話のはじまりはじまりー。

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