2019.12.09 [ 職員のみつけた情報コーナー農産物食文化 ]
求む! 野沢菜 4kg!(出来たら葉っぱは落とさないで)
「おこた出した?」「野沢菜漬けた?」「タイヤ替えた?」
長野の晩秋の挨拶です。
野沢菜漬、お家ごとの味がありますよね。漬け方についても、話し出すと止まらない。
「最近は、葉っぱ落として売ってるの困るわ。葉っぱが好きなのに」「うそぉ」
「いつも何入れてる?」「やだ私、だしの素入れちゃう(笑)」
「にんにく入れると青々してていいよ」「えー、朝食べられないじゃん」
「お醤油入れる?」「私ちょっとお味噌入れる、美味しいよ」 ・・・などなど。
上手に漬けるかたほど、なかなか漬け方を教えてくださらなかったりします。
「漬物は、高血圧のもと、長寿の敵」みたいな扱いをされた過去もありますが、今や、減塩は当たり前。お酢を使う漬け方もよく聞くようになってきました。
漬物って、こずくが要ります。
桶や重石、最近は桶に合わせた大きなビニール袋も用意します。
そしてお菜を洗って干したり、お塩をはじめとしていろいろな材料をそろえたり。
下漬けをしても、本漬けをしても、水が上がったかどうか、気にしなきゃならない。
重石の調整をしたり、本当に水が上がらないと、天地ひっくり返したり。
とにかく数日は、野沢菜のことで頭がいっぱいになるんです。
だから、身も心もちょっと余裕のある数日間が必要。野沢菜漬って、大変なんですよ。
それでもやっぱり、長野県民、野沢菜漬がないと冬が越せない?!
だから、私も毎年漬けますよ、野沢菜。
今年は、野沢菜の出来が良くないと聞いておりましたので、心配はしていたんです。
しかも、先々週ちょっと予定が合わず、出遅れたかな?と思いながら先週末、野沢菜を買いに出かけました。
本日のお話のはじまりはじまりー。
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