2015.12.14 [ 職員のみつけた情報コーナー自然・花便り ]
上小の里山歩き⑥~真田の里山で忍者!?「達磨山」編
みなさん、こんにちは! 地方事務所環境課のサイクリストKです。
真田の山中で霧の中・・・険しい岩山に登って、気分は真田の忍者!(笑)
さて、上小地域の里山を散策するシリーズ6回目は、上田市真田の「達磨山&達磨堂」の紹介です。
登山口は「真田本城跡」入口の林道にありますが、その前に本城跡をちょっと散策してみました。県道沿いの小高い山の上に城跡があり、いまでも土塁や郭が残っています。
頂上からは、広く真田の里を見渡すことが出来て眺めの良い場所、歴代の武将や家来もこの場所に立っていたかもしれません。ちょっとした「真田浪漫」を感じる史跡です。
また、噂によると、NHK大河「真田丸」のロケにも使われたとか・・・、真田丸の放送が始まると、賑やかになりそうな場所ですね。
さて、駐車場の脇から林道に入ると、林道の始点と終点に「石灯籠」が設置されています。苔が生していて、いい感じです。
林道の終点から少し先へ進むと、「達磨山」と「達磨岩」の分岐点に到着です。
ここから急斜面のジグザグ登坂が始まります。落ち葉の堆積で滑りやすく、足跡も隠れてしまっているので、時々現れる目印のテープを頼りに上を目指します。やがて鉄塔が現れますが、番号は「9番」です。帰りに迷わないように、目立つ鉄塔は覚えておくといいですよ。
鉄塔から先はずっと尾根沿いを登ります。登山道の周囲には大きな岩があちこちに現れ、場所によっては、岩を乗り越え、隙間を通り抜け、岩だらけのやせ尾根を歩いたりと、とても険しい里山です。
途中、背が高く、空に突き出たような大きな岩がありました。「猿飛岩」と呼ばれているそうです! 霧も出てきたので、岩の前で忍者ポーズ・・・気分は、「猿飛佐助」か「霧隠才蔵」か!?(笑)
里山とは言うものの、40度はありそうな厳しい登り坂が現れたりして、かなりきつい行程です。ロープや鎖も設置されていませんので、這い上がるような場所もあります。 ようやく山頂へ向う稜線に出て、さらに北へ向って三つの峰を越えたところで「達磨山」山頂(1430m)に到達。山頂には測量点だけがぽつんとあって、山頂を表示する看板がなくて、ちょっと拍子抜け・・・(笑)
晴れていれば、目の前に「烏帽子岳」が見えるはずなんですが、残念ながら山頂はガスの中。急な上り坂の連続でおなかも空いていたので、霧に包まれて補給食。上田市中央の菓子店「やまざきや」で買ってきた「おやき」と「餡ドーナッツ」をいただいて、ホッと一息です。
帰りは落ち葉で滑りやすい急斜面、浮石も多く、人的落石も気をつけなければいけません。目印も少ないので、尾根から外れないように9番鉄塔を目指します。一度、コースアウトをしてしまい、崖の中腹へ降りてきちゃって、ちょっと冷や汗・・・。
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