じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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上田のおいしいスペイン料理 その4 景色のよい高台にある老舗

上小地方事務所のF森です。

おいしいスペイン料理のお店を紹介するシリーズ。4回目です。前回まではこちら → その1 その2 その3

今回は、スペイン料理ではこの地域の老舗のお店です。「信州国際音楽村」の中にある壷屋。このお店、昔は、塩田平の西側、別所温泉の近くにありました。今のこの場所には「杉屋」というイタリア料理中心のお店があったんです。もちろん系列店。何年前でしょうか、塩田から移転して、今はここが壷屋になっています。
 スペイン料理の店とイタリア料理の店が合体したので、今の壷屋では両方がいただけます。スペイン料理については、ご主人がスペインに留学していたときに体験した味を日本で提供したいということで始められたそうです。
その代表格が最初の写真のパエリア。魚介類がたっぷり入った炊き込みご飯です。大きなパエリア鍋に入っています。おこげも美味しいです。

ここは、音楽村のホールのすぐ横。ホールへ行く道から分かれて石段を登っていくと、ちょっと古くなっていますが、木造のいい雰囲気の建物です。

窓際のテーブルに座ると、眼下には丸子の町並みや遠くには蓼科山が見えます。こんな景色を見ながら料理を待っていると、出てきたのはソパ・デ・アホというスペインのスープ。コンソメ味のスープにニンニク、生ハム、パンを千切ったのが入っていて、もうひとつ白っぽい塊は何かと見ると卵でした。「ソパ」はスペイン語でスープ、「アホ」はニンニクの意味なんだとか。

次に出てきたのは、スペイン料理ではおなじみのトルティージャ。ジャガイモの入った卵焼きです。ベーコンとチーズも入っていました。
ほかにもスペイン料理のメニューは豊富。エビや鶏のガーリックオイル煮生ハムのハモンセラーノ、前回ご紹介の「蔵屋」でいただいたフラメンカエッグなどなど。

スペイン料理の紹介シリーズなので、そっちをいろいろいただきたいところではありますが、ここはパスタも一押しなのでそちらを頼みます。もう20年以上前になるでしょうか、ここがまだ杉屋だったとき、ほかの人が頼んだイカ墨のスパゲティを初めて見ました。今もメニューにあります。この日お願いしたのはアサリなすとトマト。少し細めの麺なので「フェデリーニ」かな?

 この日はさすがにお腹いっぱいで食べられませんでしたが、ピザもお勧めです。写真は、前に来たときに頼んだものですが、気まぐれピザといって、メニューとしては1種類なんですが、その日シェフの選んだ食材が乗っています。生地は縁までパリパリで、我が家で作るのと似たような感じです(こちらのブログをご覧ください)。大きさは、直径30cm。生地が薄いので、一人でも十分いただけます。

店内から見える音楽村のお花畑では、今は冬なのでありませんが、春から秋にかけていろいろな花が楽しめます。春のスイセン(こちらのブログで紹介しています)、初夏のラベンダー(こちらです)。そして、少し東寄りの所ではバラ園の整備も今進んでいます(こちらをどうぞ)。
音楽と花とおいしい料理。楽しみが多いところであります。

↓↓↓ お店の場所はこちら ↓↓↓


壷屋
住所:上田市生田2937
電話:0268-42-0042
地図:

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