2013.07.06 [ 職員のみつけた情報コーナー自然・花便り ]
信州国際音楽村のラベンダー祭りでタイムトラベル??
商工観光課のNです。
上田市生田の信州国際音楽村で、恒例のラベンダー祭りが6月29日(土)から開催されています。
信州国際音楽村は、JR大屋駅の南西2kmくらいの、自然に囲まれた眺望のいい丘の上にあります。
「音楽村」の名称のとおり、全国でも珍しい木造の音楽ホールと野外ステージがあり、通年で音楽イベントなどが開催されているほか、春には広大な敷地で栽培されているすいせん祭り(こちらのブログを御覧ください)、そして、今の時期にはラベンダー祭りが開催されます。
祭りの初日に早速行ってきました。
ラベンダーはもう見頃です。紫色に染まった辺り一面から、ラベンダー独特の甘さと爽やかさをもった香りが漂ってきます。木陰でベンチに座ってボーっとしながらラベンダーの香りに包まれていると、頭のてっぺんからストレスが抜けていくようです。ミツバチも美味しそうに蜜をすすっています。
会場の片隅にテントが張られていて、ラベンダー摘み取り体験(300円、50本程度)や苗の販売(300円)、ラベンダースティックの製作講習(ラベンダー約10本を束ねてリボンを編み込んだもの。リボン代のみ有料)、地元物産の販売なども行われています。
私も摘み取り体験をしてみました。
う~ん。これだけあれば、2660年の未来へ帰れる・・・(おまえはケン・ソゴルかっ)。
あれ、意味が分からない?
私が小学生の頃、NHKで「タイム・トラベラー」というドラマが放映されていました。原作は、筒井康隆の「時をかける少女」です。
主人公の中学3年生の少女が理科実験室でラベンダーの香りを嗅いでタイムトラベルの能力を持つようになり・・・というストーリーで、そのタイムトラベルの能力を持ち込んだのは、西暦2660年の未来からやってきたケン・ソゴルです。ラベンダーはタイムトラベルをするための薬品の原料という設定でした。
当時は、田舎でもありラベンダーを周りで見ることはありませんでした。当然、香りも分からず、テレビを見ながらその香りを想像していたものです。今ではすっかりポピュラーな花になりました。
筒井康隆の「時をかける少女」はその後、実写やアニメで何度も映画化されています。特に原田知世主演のものが有名かもしれませんね(私はそれらの映画を見ていませんが)。
でも、タイムトラベルものなら、そのNHKドラマより何年か前に放映されていたアメリカのTVドラマ「タイムトンネル」が好きでした。アメリカのアリゾナ砂漠の地下深くに建造された、国家プロジェクトによるタイムマシンの物語です。
トンネルの形をした未完成のタイムマシンに主人公の2人が入っていき、未完成のマシン故に各時代を漂流し、毎回、有名な史実が登場して、事件に巻き込まれながら危機を脱するストーリーを、ワクワクしながら見ていました。
おっと、頭が勝手にタイムトラベルしていました。
ラベンダー祭りの期間は7月21日(日)まで、開園時間は午前10時から午後4時で、期間中無休、入園無料です。
ところで、我が家では、摘み取ってきたラベンダーを玄関の花瓶に入れてあります。帰宅して玄関ドアを開けると、程良いラベンダーの香りがして、タイムトラベル・・・、あ、酔っぱらっていただけでした。
ラベンダー祭りの詳細はこちらをご覧ください。
所在地:長野県上田市生田2937-1 TEL 0268-42-3436
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
上田地域振興局 総務管理課総務係
TEL:0268-25-7111
FAX:0268-25-7115