じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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御神馬のひとりごと-上田市横町の「おたや祭り」

こんにちは、白馬像です。上田市横町の伊勢宮大神宮で御神馬をしています。
いつからここでこうしているかは、あまりに昔のことで忘れてしまいました。
最近、地方事務所の人が写真を撮ってくれるようになりました。
元旦には大きな写真を載せてもらいましたが、耳のところの紙が破けているのが丸見えです。次はもっときれいに撮ってください。

さて、先日は長和町古町の「おたや祭り」が紹介されていましたが、私がいる横町の伊勢宮大神宮でも、長和町と同じ日、1月14日と15日に「おたや祭り」が開かれています。

長和町のような豪華な山車が並ぶことはありませんが、ここ横町伊勢宮の方も、だるまや縁起物を扱う露店が並び、地域の人たちがたくさん訪れてくれます。

ただ、かつてのにぎわいを知る身としては少々さびしい気もします。数十年前はだるまの天幕だけで10張以上が立ち、食べ物や台所用品を扱う露店が境内では収まらずに横町の通りにまであふれ、周辺には交通規制が掛かるほどの人出でしたから。

それでも、厳しい冷え込みの中、今年も大勢の人たちが私が見ている前でだるまの品定めをしていきました。

そうそう、このお祭りで売られているだるまは、群馬の安中市などの職人さんが持ち込んでいるもので、天幕ごとにお店が違っているので、どれも同じと思わずに、いろいろ見回った方がいいですよ。

この日は一年に一度、私の小屋の扉が開かれ、皆さんの前に全身を現すことができる日でもあります。

時代は移り変わっても、人々が幸福を祈る思いは変わりません。今年もこの地で、地域の安全を守り、皆の願いをかなえる為、力を尽くすことといたしましょう。

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