2019.08.06 [ 北アルプス地域の自然・景観・名所 ]
ぬるめ調査隊inわっぱらんど
こんにちは!
農地整備課のはりきりボーイSHOです。
大町市のわっぱらんどで、「ぬるめ調査隊・ガサガサ調査隊」と称した体験学習が行われました。
92名の神奈川県秦野市の小学生たちが、「夏休みこども村」の一環としてここ大町へやってきてくれました。
私たち農地整備課の職員は、ぬるめ調査隊の講師として参加しました。
北アルプスの冷たい水を、浅い水深・幅広の水路でゆっくりと流し、太陽の光をたくさんあてることで水温を高くする農業用水路「ぬるめ」が、上原(わっぱら)地区の農業に欠かせないものであることを、子どもたちに体験してもらいました。
体験学習では「ぬるめ」の流速と水温を測りました。
まず、ペットボトルが30m流れる時間を測ります。
水の流れがとてもゆっくりであることがわかりました。
続いて、上流と下流で水温を測ります。
上流では14℃くらいだった水温が下流では16℃くらいにまで上昇!
水が「ぬるめ」をゆっくり流れる間に、温められていることがわかりました。
上原地区でとれたお米で作ったおにぎりを食べながら、ぬるめ調査隊のまとめです。
「1℃1俵(水温が1℃上がるとお米の収量が1俵増える)」の話をすると、子どもたちは驚いた様子でした。
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