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登山道(烏帽子小屋~船窪小屋)の現況調査をしました。

環境課の元岳人です。

北アルプスは比較的整備された道が多いですが、船窪小屋~烏帽子小屋間は小屋間の距離が長く、
標高差200mから400mのアップダウンが連続し、体力的に厳しいルート。

また、高瀬ダムに土砂を堆積させている濁沢、不動沢の崩壊が稜線に及び、登山道に影響を与えています。

今回は、高瀬ダム~烏帽子小屋~船窪小屋~七倉ダムを歩き、登山道の現況を調査しました。

信州山のグレーディングは「C-7」相当と思われます。

烏帽子小屋へ登るブナ立尾根の登山口、高瀬ダムです。

中央の白いものは崩壊激しい不動沢から流出した土砂です。
これがこれから行く登山道の状態を悪化させている元凶です。

北アルプス三大急登「ブナ立尾根」は槍ヶ岳へ続く裏銀座コースの入口ルート。
入山者が多く、道はよく整備されています。
標高100mごとの番号札があり、烏帽子小屋までの目安になります。

烏帽子岳~南沢岳~不動岳~七倉岳へ続く稜線。これから調査するルートです。
白いのは崩壊地。遠くに針ノ木岳、蓮華岳が見えます。

針ノ木小屋から見た七倉岳~船窪岳~船窪第2ピーク~不動岳~南沢岳へ続く稜線。
遠くに槍ヶ岳が見えます。

南沢岳から南沢乗越への下り。濁沢源頭の崩壊地が旧登山道まで到達しています。
巻道を新たに作り対応しています。

船窪第2ピークへの登り。痩せ尾根のザラ場の急登。
足場が悪いのでロープをかけています。

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