2017.11.01 [ その他 ]
高校生の現場実習会
大町建設事務所のMKです。
平成29年10月3,4日に、白馬高校の普通科と国際観光科の生徒の方9名の現場実習会を開催しました。
この企画は、地域を支える建設業を知ってもらい、将来の人材確保と若手技術者の育成を図る目的で、建設業協会大北支部との協働で実施しました。
砂防の学習のために見学した現場です。歴史に残る災害現場で、こちらは、日本三大崩れの一つ、小谷村 稗田山の崩壊地の源頭部です。1911年に崩壊した土砂量は1億5千万m3といわれ、土砂の流れ込んだ姫川の川底は50~100m上昇したそうです。
現在は崩壊地直下の金山沢で砂防工事が行われていますが、降雨があれば土砂混じりの洪水と山腹崩壊が発生するおそれがあることから、工事現場での作業員の安全確保のため、無人の機械を遠隔操作して作業しています。
この現場から、登山道のように歩くこと15分。前述の崩壊地源頭部を見渡せる場所に到着です。
工事現場での実習は、道路のバイパス工事を行っている小谷村 雨中地区でも行いました。
地すべり区域内に道路を開けていくため、地すべり防止工事を行っている現場を見ながら道路工事について学習しました。
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