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【知られざるSABOの魅力】砂防施設ガイドブックを作成しました!ぜひ、ご覧ください!

姫川砂防事務所のYYです。
この度、砂防施設ガイドブックを作成しましたので、ご案内いたします。

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砂防とは、簡潔に言うと「土砂災害から私達の命や暮らしを守ること」及び「そのために行われる様々な工事や仕事」を言います。

例えば、流れの急な川は、大雨等で水が増えると、川底や川岸の土砂が大量に削られ、それが下流に運ばれて土砂災害を起こす恐れがあります。
砂防堰堤は、土石流や立木をしっかりと受け止めて、下流に被害が出るのを防ぐ施設ですが、小谷村や白馬村には、400を超える大小様々な形状の砂防堰堤が存在しています。

今回、特徴的な砂防堰堤の砂防カードを発行しましたが、それに合わせて砂防施設を分かりやすく、丁寧に紹介するパンフレットも必要と考えて、ガイドブックを作成いたしました。

小谷村と白馬村にある主な砂防施設を、写真や図面を付けて見どころを詳しく掲載しています。

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砂防堰堤一つ一つに物語があります。
ここでは、3つの砂防堰堤を紹介します。
1つ目は、ジャングルジムのような鋼製フレーム構造(格子型)堰堤です。

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中央の水があふれ出る部分は、直径60cmの鋼管を立体格子状に組み合わせ、両側はコンクリート
ダムのようになっています。
土石流が発生した時は、土砂や立木を捕えますが、通常時の土砂や水は鋼管の間を通り抜けさせ、下流に流します。
大きな石や立木が衝突した時には、鋼管のへこみや格子状鋼管の変形で、大きな力を吸収します。
高さが15mの太いジャングルジムのような堰堤を下から見上げてみると、異次元世界の構造物に見えて面白く、鋼管の太さを思わず腕を回して確認してしまいます。
普段は、白馬岳方面からの雪解け水が流れており、夏にはその水が心地よく感じられます。

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