林務課　山火事予防啓発担当です。

３月から５月にかけ、山火事の発生が多いことから、春の山火事予防運動の一環として長野県北アルプス地域振興局と大北地域市町村・北アルプス広域消防本部・中信森林管理署が連携して、山火事予防を呼びかけるためパレードを行っています。

令和４年度は、４月７日(木)に大町合同庁舎前にて出発式を行いました。その後、南部地域の大町市・池田町・松川村にて、山火事予防の広報を流しながらパレードを実施しました。北部地域の白馬村・小谷村は、４月27 日（水）に同様なパレードを実施する予定となっています。

出発式の様子
 

山火事予防パレード様子

 

大町合同庁舎前ののぼり旗と懸垂幕

「山火事を　防ぐあなたの　心がけ」

これは、現在実施中の令和４年春の山火事予防運動（令和４年３月１日から令和４年５月31日）の全国統一標語です。

春は空気が乾燥し、山火事が最も発生しやすい季節であり、原因の多くはたき火や農作業に伴う土手焼きの延焼によるものです。この標語が表すとおり、一人ひとりの注意によって防げるものが多くあります。

火を扱う際には、次のことに注意してください。

・枯れ草などの火災の起こりやすい場所では、たき火をしない。

・強風時・乾燥時は、たき火、火入れをしない。

・たばこは必ず消し、吸殻を投げ捨てない。

・火遊びをしない、させない。

・火を使っているときは、その場を離れず、完全に消火する。

山火事はひとたび発生すると消火は困難で、貴重な森林資源の消失や、人の生命・財産の危険につながります。

大切な森林を守るため、皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。