南信州お散歩日和

南信州は、広い長野県の南端に位置しています。やわらかい方言が使われ、人も土地柄も温かく穏やかな当地域には、 各所に温泉があり、賑やかなお祭りもたくさんあります。 この地域ならではの魅力を職員がお伝えしていきますので、 南信州にどうぞおいでなんしょ!

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高森町で埋蔵文化財の発掘調査を行っています!

 

こんにちは!農地整備課Mです。

現在、高森町出原地区のアグリ交流センター付近で、埋蔵文化財の発掘調査を行っています!

この調査は、農地整備課が行う農道の拡幅工事に先立ち行っているものです。

 

埋蔵文化財とは、土の中に埋蔵されている住居跡や土器などの文化財のことをいい、

この出原地区には縄文時代の集落があったことがわかっています。

 

ちなみに、埋蔵文化財があることが知られている土地(埋蔵文化財包蔵地といいます)は、全国に約46万か所、

長野県内では約14万か所あり、これは全国で8番目に多い県とのことです。

埋蔵文化財は、文献資料では知ることのできない地域の歴史を知ることができる貴重な歴史的・文化的資産です。

「埋蔵」と言われているとおり、土と一体となっており、破壊されれば二度と元には戻りません。

 

しかし、今の時代に合うような工事も必要・・・

 

そこで!調査を行い記録に残すことで、その記録が「文化財そのもの」として後の世代にも引き継がれ、

現代の人々の生活に合うような建設工事等を行うこともできます。

 

 

これが実際に発掘調査を行っている様子です。

道路の拡幅予定部分の表面を掘削し、文化財の有無を調べています。

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大量の石!これが何かしらの文化財か・・・

と思いましたが、土石流の跡だそうです。

この部分が谷地形のため土石流の跡が出たといいます。

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この円形に掘った部分が「埋蔵文化財」です。

学芸員さんによると「縄文時代の貯蔵穴」ではないかとことでした!

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「なぜ表面を掘っただけで文化財があるとわかるのか」と疑問に思いませんか?

貯蔵穴の周りをよく見ると、土が黄色いのがわかります。

これは「関東ローム層」と呼ばれる地層で、この層が出るまで掘削をします。

そして地層の表面の色が違えば、それが「埋蔵文化財」の可能性がある!ということだそうです。

簡単に言えば「地層に縄文人が穴を掘った跡が残っている!」ということでしょうか。

 

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こちらも遺跡と思われるものが出た場所です。

この部分では、直径約30㎝くらいの穴が連続して並んでおり、何かしらの建物の跡では?とのことでした。

この跡の正体は今後の調査で明らかにされていきます。

こういった穴のほかにも、縄文土器も見つかっているそうです!

 

現在も調査中ですが、通常時は道路の通行も可能です。

危険ですので調査中の部分には立ち入らないよう、ご協力をお願いします。

 

また、今回の調査では、作業員の方の働きやすい環境に配慮し、子育て中の方にも参加していただいているそうです!

詳しくは高森町のHP(https://www.town.nagano-takamori.lg.jp/kosodate/1/3/4/3595.html)をご覧ください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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