来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

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県有林でカラマツ材の生産を進めています!

県内の森林には長野県が所有し管理している「県有林」があり、全体で38団地(県有林のかたまり)、8,741ヘクタールの総面積となっています。

松本地域振興局の管内では、5団地、面積2,226ヘクタールの県有林が所在しており、森林整備や管理のための巡視活動等を行っています。

県有林からの眺めカラマツ林

(県有林からの眺め)   (カラマツ林)

松本市にある「入山辺県有林」では、これまで手入れをしてきたカラマツが使える太さに成長してきましたので、本年度に幅20mの帯状で約4ヘクタールを伐採・搬出して丸太を販売するとともに、伐採跡地を新しい森林に更新する事業を進めています。この事業は、8月に松本地域振興局で発注し、受注していただいた林業事業体が伐採・搬出作業を行っています。

主な作業方法は次のとおりです。

①〔伐採〕立木をチェーンソーで伐倒・枝払い

②〔集材〕スイングヤーダ(写真)という林業機械で作業道まで木寄せ

③〔造材〕曲がりなどの欠点部分を除去し4mの丸太に切る

④〔検地〕丸太の直径を測り太さ別に仕分け

⑤〔運搬〕トラックに積み込み木材市場等へ運搬

スイングヤーダ集材したカラマツ材

(スイングヤーダ)  (集材したカラマツ材)

長野県の森林で最も多いカラマツですが、以前はねじれたりヤニが出るといったカラマツの欠点が敬遠されあまり需要がありませんでした。しかし、長野県林業総合センター等によるカラマツ材乾燥技術の開発により欠点が克服され、現在ではカラマツ材の持つ強度の高さが評価され、合板や集成材などに大量に使われるようになっています。

今後も、多様な樹種や林齢で構成され健全で持続可能な森林づくりを目指し、県有林の森林整備や木材生産を進めていきます。

(松本地域振興局 林務課 林産係)

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